« 金取引は消費税の課税対象外とすべき | トップページ | つくづく老いを痛感させられる。 »

2018年9月14日 (金)

宣伝広告ではWiMAXは速い?

Img_ios_01_01 愚生は、東京の郊外西にあるM市に住んでいる。長年、光ケーブルでインターネット回線を利用していた。実行速度は年々早くなっているため、インターネット経由の動画やファイル転送にも十分な余裕がある。ただ、家にある固定電話には、商品の勧誘や目的違いの電話が、かかってくることが多い。家族全員は、それぞれ自分のスマホを持っている。スマホでは、SNSなどで知り合いからのメールや無料通話が多い。わざわざ、家の固定電話にかけてくる人は少ない。そういうこともあって、固定電話を撤去しようと考えた。その際、無線ルーターが速くなってきたため有線の光ケーブルである必要はないと思った。また、宣伝広告ではWiMAXは速い。「光回線より遅いは迷信」だとあった。それならと、通信利用料も少し安くなるからと、WiMAXのWi-Fiルーターを契約した。通信速度が遅かったらどうしようと気になったが、8日以内の解約は事務費を除いて無料とあった。新しい物好きな愚生はすぐに契約した。なお、WiMAXはどこの会社で契約しても、全てUQ WiMAXの電波を使っているので通信速度は同じだ。参考までに、光回線の通信速度は建物の設備にもよるが、以下の通りある。100Mbps/200Mbps/1Gbps(1000Mbps)
ただし、これらはベストエフォートと呼ばれるもので、理論上はこの通信速度が出るということだ。実際の通信速度は、測定して見なければわからない。例えば、1Gbps(1000Mbps)という速い通信速度対応であっても、夜間は3Mbpsしか速度が出ないことは多々ある。これでは、ベストエフォートの0.3%しか速度が出ないことになる。色々な検証実験からは、「光回線と差がない」という結果らしいが・・・。要するに、通信速度を計測しないと今使っているのは、「光回線かWiMAX」かの選択は難しいようだ。愚生宅は、20年前に家を建てる時に、100Mbpsカテゴリー5のケーブルを各部屋に埋め込んだ。そのため、スイッチハブは100Mbps以下しか通さない安物で構成している。ただし、上位の光ケーブルは、2Gbpsという代物だ。測定結果は、ウエブサイトの速度測定画面での結果は以下だった。
WiMAX      3Mbps
光ケーブル  99Mbps
余りの違いに呆れてしまった。愚生宅では、どうもWiMAXは不適なようだった。いろいろLAN構成や場所を変えれば速度は改善できるだろう。しかし、愚生には、いまさらそういう気はない。すぐにWiMAXを解約した。そして、光ケーブルを継続契約とし、有線の光電話だけを解約した。ただし、愚生宅のようにレンタルサーバーでファイル転送サービスなどを頻繁に使わない人は、無線でも問題はないと思う。
例えば、一人暮らしで光ケーブルとスマホを使っている人ならもっと安い方法はある。愚生が使用しているスマホは、MVNOのIIJで音声+データSIMで1600円/月だ。これに、シェアプランとして2枚目のSIMを作る。データ通信専用SIMの価格は、1枚400円/月ですむ。SIMフリー Wi-Fiルーター 3G 4G LTEなどは、5,000円程度で売っている。それにSIMを挿入すれば、家の中でWiFi環境が問題なく使える。光電話も光ケーブルも解約すれば、6000円→400円で済む。勿論、スマホでテザリングすればもっと安いが、インターネットで使用中に電話が入るなど面倒なことは避けたい。

|

« 金取引は消費税の課税対象外とすべき | トップページ | つくづく老いを痛感させられる。 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 宣伝広告ではWiMAXは速い?:

« 金取引は消費税の課税対象外とすべき | トップページ | つくづく老いを痛感させられる。 »