愚生をホークスファンと呼ぶのはいささか問題
米大リーグのワールドシリーズ第3戦が、ドジャースvsレッドソックスで行われた。結果は、過去最長となる延長十八回、7時間20分にわたる大激戦の末、3-2でドジャースが勝利した。これで、ドジャースの対戦成績は1勝2敗となった。日本と違いメジャーリーグには、引き分けというルールがない。そのため、決着がつくまで延々と試合をする。午後5時10分にプレーボールがかかり、終了は午前0時30分。両軍で18人の投手が登板し、計46人が出場した。愚生も延長戦に入ってから、テレビで試合を見た。すぐ終わるのかと思っていたが、なかなか点が入らない。結局、ドジャースの前田健太が投げた十五回から彼が投げ終えるまで見た。その後、彼が降板したので、安心してベッドに入って、ながら族で野球中継を聞いた。別段、広島ファンでもない愚生は、前田健太が好きというわけではない。また、ナショナリストというわけでもない。ただ、前田がMLBで頑張っているから応援するのだろう。はっきり言って、大谷君を応援するのとは格段の差がある。試合の勝敗には興味はなかったが、前田が好投したので良かった。夜には、日本シリーズの第1戦が、広島で開幕された。広島vsソフトバンクだ。こちらは、ホークスファンの愚生は、しっかりとソフトバンクを応援した。この試合は、延長十二回の末2-2で引き分けた。MLBと同様に総力戦で、日本シリーズ史上最多タイの両軍計44人が出場した。広島は8投手、ソフトバンクも7投手の継投で乗り切った。飲酒しながらのテレビ観戦のため、4時間38分の大激戦の途中で寝てしまった。はっきり言って、どちらが勝とうが愚生にとって関係はない。勝負より、眠さが勝ったようだ。このような輩を、ホークスファンと呼ぶのはいささか問題があるかもしれない。広島が日本一になれば、34年ぶりというから、江夏豊が広島でクローザーをしていたころだ。西本監督が率いる近鉄バファローズを4勝3敗で下した。第7戦では、江夏がノーアウト満塁という絶体絶命の場面を無失点で切り抜け日本一に導いた。大したものだと感心した。ただし、無死満塁にしたのも、江夏自身だったと思う。広島が勝ったというより、西本監督の勝負運のなさで、近鉄が自滅したというほうが正しい。あの時以来、広島が日本一になっていないようだ。ところで、テレビのゲストは松坂大輔だった。以前の松坂と違い、すいぶん慎重な言い回しをするようになった。MLBに行って苦労をし、帰ってからソフトバンクに入団してもケガで投げられなかった。はた目からは、給料泥棒と呼ばれてもおかしくはない。そういう苦労と負い目で、ずいぶんと成長したのだろう。「艱難は忍耐を宿す」というが、正にその通りだ。成長しないイチローには、松坂の爪の垢を煎じて飲めと言いたくなる。
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