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2018年11月26日 (月)

日産社員も、嵐が過ぎるのをじっと待つ

Hqdefault 日産自動車のカルロス・ゴーン容疑者らが金融商品取引法違反容疑で逮捕された。今朝のニュースで、ゴーン容疑者とグレゴリー・ケリー容疑者は、いずれも容疑を否認している。そして、ゴーン容疑者らは、記載しなかったとされる退任後に受け取る報酬をめぐって、東京地検特捜部と全面的に争うとみられる。確かに、部下の司法取引で内部情報で逮捕されるとは思わなかったかもしれない。しかし、報酬についいては、発覚した時の言い訳くらいは、それなりの準備をしていただろう。そうであれば、両容疑者が全面否認するのは当然だ。細かい罪状について、愚生にはよくわからない。ただ、フランスから来たゴーン容疑者ともう一人の側近に、日産が食い物にされていたことは事実のようだ。オーナーではないゴーン容疑者は、自分の報酬が少ないと不満を持つ気持ちはわからないでもない。しかし、資本家でない以上、失敗したからと言って大損することはない。サラリーマン社長の労働分配率が低いのは当り前だ。それがけしからんと、勝手に内部のお金に手を付けて、隠し金として金品を横領するのは泥棒と同じだ。彼らには、どうも倫理観や美学がないようだ。フランスの経済相をみていると、フランスは社会主義国家かと思ってしまう。そうであれば、生産性が低いだろうから、いずれルノーは消えゆく運命だ。日産はアフリカの植民地ではない。いい加減にしろと、勝手なフランス野郎に言ってやりたい。また、テレビのインタビューで、日産元社員がルノーからくる無能な上司が嫌で、大量に辞めていったと発言していた。若い専門職なら簡単に移動できるが、管理職や事務方は容易ではない。フランスに限らず、「社内の常識、世間の非常識」という箴言がある。愚生なども、会社が違うと文化や考え方が違うことを痛感した。日産が没落した理由は、やはりトヨタなどとの経営者の質の違いだろう。経営者が無能だと企業が没落することは、パイオニオアの例をみればよく分かる。愚生の経験でも、何年もかけて築いたビジネスを馬鹿な上司が来て一週間で壊してしまった。それから半年たってから、今後、この分野の投資をどうするかと相談しに来た。馬鹿も休み休み言えと思った。ローマは一日にして成らずというように、一度壊してしまったら、もう一度立ち上げる根気などは起きない。そう思うと、上司が理解できないような先端分野の開発は、黙って報告なしに隠れてするようになった。それが、F社の活力だったような気もする。最近は、F社には尖った人材がいなくて困るという。出る釘は打たれるという世界は、何時でも同じだ。ニュースを見ていて、日産社員も、嵐が過ぎるのをじっと待つしたたかさも必要だと思った。「堪え難きを絶え、忍び難きを忍ぶ」のも処世術の一つだ。ところで、政府は防衛費について、北大西洋条約機構の算定基準を導入し、平成35年度までに対GDP比1.3%に増額する検討に入った。そして、これまでヘリコプター搭載艦として建造した艦船に、垂直離着陸が可能なF35B最新鋭ステルス戦闘機を搭載して、空母艦として運用する。いつのまにか、日本も空母を持つようになった。海を隔てた向かい側の半島や大陸に、前近代的な国が存在する以上、自ら攻撃的な防衛手段を持つのは当然だ。

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