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2018年12月27日 (木)

ダウ平均は上げ幅が1050ドル超え

Amazonprime 米国株式相場は、弱気相場入り目前となっていたが26日に急伸した。S&P500種とダウ平均ともに5%高。米国債は下落、10年債利回り2.81%に低下し、NY原油は大幅高となった。ダウ平均は上げ幅が1050ドルを超え、1日の上げ幅としては過去最大。ナスダック100指数は6%上昇した。今年のホリデーシーズンが記録破りの好調さになっているとの発表がされた。その結果、消費関連株が上げをけん引した。アマゾン・ドット・コムは9.5%高と急反発。そして、FAANG銘柄は、全て大きく上昇した。ダウ平均では構成する30銘柄も全てが上昇。小売業界にとって非常に好調なホリデーシーズンとなった可能性が高く、今日の相場の動きもそれと強く関連しているとの後付け講釈だ。米国株に引きずられるように、日本の株価やドル円為替相場が変動する。つくづく、世界市場は米国の一挙手一投足で動いていることを感じる。地球に住む以上は、米国の価値観で生きるしかないのだろうか。今回の株の暴落で、2019年に利上げを実施する可能性は完全になくなったと指摘するアナリストもいる。株安にも関わらず、アマゾン・ドット・コムの2018年ホリデーシーズンは記録破りの好調さを見せているという。スマートスピーカー「エコー」から「カルバン・クライン」の衣料品に至るまで、さまざまな商品が幅広く売れており、株式相場の急落が消費者の明るい見方に影を落としていないことが示唆された。雇用拡大や賃金上昇で家計の資金繰りは大きく改善している。株式相場の急落や一部政府機関の閉鎖、中国との貿易面での緊張状態といった不安要素はあるものの、消費は活発なようだ。愚生もそうだが、世界全体で数千万人が有料会員サービス「プライム」に申し込んでいる。そのサービスにより、無料で配送された商品は米国だけでも10億アイテムを超えたという。アマゾンカードと連携するマスターカードは、ホリデーシーズンの売上高が5.1%増の8500億ドル(約94兆円)を超えたと発表した。どうも、悲観的記事でこれまで株価は下げていたが、実態の消費は好調だったようだ。ではいったい、誰がそのフェイクニュースを流し、株式相場を揺さぶったのだろうか。米国株高を受けて、今日の日経平均は千円くらい反発するような気がする。株が上がって、困る人は空売りしている少数だろう。ならば、大きく反発して頂きたいものだ。

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