藤井七段の思慮深さと言い回しを学んで頂きたい
第90期棋聖戦二次予選で、将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)が昨日、棋聖戦2次予選に臨み、大石直嗣七段に120手で勝利した。藤井七段の公式戦通算成績は102勝18敗と驚異的な勝率だ。これでシード棋士を含めて16人で争う決勝トーナメント進出まで、あと1勝に迫った。愚生も朝からAbemaTVでLive中継を観戦した。一時は、竜王戦で三浦九段コンピューター疑惑を糾弾した将棋連盟に愛想をつかした。それから、一年くらいは、まったく将棋に対して興味がなくなった。しかし、昨年の藤井七段の出現で、再度将棋を観戦するようになった。魔太郎や橋本八段は、藤井七段に感謝してもしすぎるということはないだろう。愚生だけでなく、多くの将棋ファンが増えたというから、スーパースターの登場が将棋界に与えた衝撃は大きい。ところで、トランプ米大統領はクリスマスの昨日、ムニューシン米財務長官への信頼を表明した。一方、米連邦準備理事会(FRB)に対しては、急速なペースで利上げを行ったと再度批判した。市場の混乱を収めるためだろうか、「ムニューシン米財務長官には信頼を置いている。とても才能のある男で、とても賢い人物だ。」と称賛した。米株価の下落基調が長期化する中、ムニューシン長官は週末に大手銀行幹部らと電話で協議し、金融規制当局のトップと緊急会合を開催した。その後、資金は潤沢だとの声明を発表し、流動性に問題があると考えていなかった投資家を驚かせた。この件で株価が下落したことで、トランプ大統領が懸念を高めていたことを打ち消した。さらに、トランプ大統領は、このところの米株式相場の大幅下落は投資家にとって買いの好機だとの考えを示唆した。トランプ大統領は、「米国には世界でも有数の優れた企業があり、こうした企業は非常によくやっている」と発言し、「米企業は記録的とも言える数字をたたき出している。従って私は今がとてつもない買いの好機だと思う。まさに素晴らしい買いの好機だ」と語った。トランプ大統領は、株式市場を自身の政権のバロメーターと見なしているため、相場下落にいら立ちを示しているという。トランプ大統領だけではなく、愚生も米国株の下落には、しっかりと懸念を持っている。いったいどのくらいの時価総額が吹っ飛んだことだろうか。いい加減にしろと言いたい。トランプ大統領にも、藤井聡太七段の思慮深さと言い回しを学んでいただきたいものだ。
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