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2018年12月 1日 (土)

株のもうけは我慢料

Sim_2 モルガン・スタンレーが毎年更新する「長期成長株」のリストが載っていた。同行の株式調査部門がまとめた今回のリストは、世界経済の状況とは関係なく力強く成長すると予想される25銘柄だ。愚生の知見は、テクノロジー分野しか持ち合わせていない。そのため、その分野以外の株は、買わないことにしている。以前、小野薬品工業を買って痛い目にあったからだ。付け焼刃の知識では役に立たないことを思い知らされた。例外として持っているものは、無料入場券が貰えるオリエンタルランド株だけだ。そのリストのテクノロジー分野の選ばれた銘柄は、以下の通りだ。
『長期成長株のうちテクノロジー / インターネット / メディア関連』 
アドビ、アルファベット、アマゾン、アトラシアン、ブッキング、エクスペディア、ネットフリックス、パロアルトネットワークス、プルーラルサイト、セールスフォース、サービスナウ、ヴィーヴァ、ワークデイ
FAANGの中では、アルファベット、アマゾン、ネットフリックスが選ばれていた。フェイスブック株とアップル株は期待されていないようだ。愚生がよく知る銘柄では、アドビとセールスフォースドットコムがあった。アドビといえば、昔ならポストスクリプトが懐かしい。今なら、だれでも使っているディスプレイ版のポストスクリプトというべきPDFがある。デザイナーならフォトショップの世話になっているだろう。すでに、デファクトスタンダードに近いから、今後もデータ量の増大に比例して伸びるだろう。クラウドの寵児というべきセールスフォースドットコムは、直近の損益はよくないが今後は期待できる。そう考えると、愚生が検討する銘柄は、アルファベット、アマゾン、ネットフリックス、アドビ、セールスフォースドットコムくらいに限られる。この5銘柄は、過去に何度も検討もしたり、実際に持っていた銘柄だ。そして、今も持っている。愚生の今手の持ち銘柄は、この5銘柄の中にすべてある。そう考えると、だれが予想しても多くは違わないものだと安心する。先々のことは、神のみぞ知る。じっと待っていれば、含み益が増えるような環境が最良だが、そうは問屋が卸してくれない。邱永漢さんが、かつて言っていた箴言がある。株のもうけは我慢料。来年も堪え難きを絶え、忍び難きをしのぶ鍛錬が求められる。

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