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2018年12月 5日 (水)

トランプよ口にチャックをして無駄泣きを止めろ

2018081300010001esquire0001view 4日の東京市場では日経平均株価が前日比538円安と急反落した。この日の下げを主導したとみられるのは、ヘッジファンドだ。米中貿易摩擦の一時休戦は、先行き警戒感を緩めることはないことを示した。その後、4日の米株式市場でダウ工業株30種平均が急落し、前日比799ドル36セント(3.1%)安の2万5027ドル07セントで取引を終えた。トランプ大統領は、ツイッターで本物の合意が可能かどうかはライトハイザー米通商代表部代表が判断するとした。これは、トランプ大統領が中国との構造改革を巡る協議で合意できなければ制裁関税を拡大する方針を示したことになる。昨日、合意したとの米中貿易交渉の進展には、懐疑的な見方があった。さらに、米債券市場で、一部の年限で期間の長い金利が短い金利を下回る「長短逆転(逆イールド)」が起きた。この長期金利の逆転は、短期金利で資金を調達し、長期金利で貸し出しする金融機関の利ざやを圧迫する。収益が悪化するとの懸念から金融機関株まで売られた。いずれにしても、対中強硬派のライトハイザー米通商代表部代表が責任者を務めることになり、協議の先行きを不安視する見方が広がった。そして、トランプがツイッターで「私はタリフ・マン(関税が好きな男)」などと投稿したことで株式市場が動転した。中国売上高が大きい建機のキャタピラーや航空機のボーイングなどの銘柄が大幅に下げた。トランプの口も含めて懸念材料が重なり、それまでの高リスク資産の値上がりが帳消しとなった。さらに、ホワイトハウスのクドロー米国家経済会議委員長は、中国が米国製自動車に対する関税引き下げに合意したとの大統領の発表内容を修正した。この日の展開を受けて、合意の程度について再び疑問が広がった。要するに、中国とは何も合意できなかったようだ。それが理由なのだろうか、ニューヨーク市場は、月曜日の上昇を火曜日一日で消してしまった。愚生のような、気弱な者には一日天下の上げ下げで、心が折れそうになった。米10年国債の金利が低下して3%を切った証は、確実に株高の到来だと思ったが・・・、足元をすくわれた気分だ。トランプよ、お前も口にチャックをして無駄泣きを止めろと言いたくなる。

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