予想に反して株が上がると損をした気分
昨日は、FOMCの定例会合でフェデラルファンド金利の誘導目標を2.25-2.50%のレンジに据え置いた。そして、将来の金利変更の判断においては「辛抱強くなる」と表明した。さらに、バランスシートの縮小については、柔軟に対応する考えを示唆した。こういうことを今頃言うなら、初めからもう少し気をつけてコメントして貰いたい。そうすれば、昨年末の株の暴落はなかったはずだ。景気が悪くなっているのに、金利を粛々と上げるなど馬鹿げていた。いずれにせよ、この発言が功を奏したのか米国株価は大きく反発した。ただ、マイクロソフトに関しては、決算が予想に届かなかったことで時間外では下落して、上げ分を帳消しにした。クラウドサービス関連が、思ったより伸びが少なかったことが原因だ。一方、SNSの米フェイスブックの昨年10-12月(第4四半期)の売上高は市場予想を上回った。同社の個人情報漏えい問題を乗り切りつつあることを示した。30日の発表によれば、10-12月期の売上高は169億1000万ドル(約1兆8400億円)。アナリスト予想は164億ドルだった。利益も市場予想を上回ったことから、この日の時間外取引で株価は一時12%余りも上昇した。フェイスブックによると、昨年12月の1日当たりのアクティブユーザー数は、前年同月比で9%増加。投資家がもはや飽和状態にあるのではないかと懸念していた米欧市場でも利用者は伸びたという。愚生自身も、フェイスブックやユーチューブ(グーグル)は今まで以上に使用している。ただ、最近は広告が頻繁でイライラする。株価についていえば、アップル同様にこれまで下げ過ぎた反動だろうか。愚生の感触では、下げ局面のリバウンドのような気がする。欲深い愚生の心情は複雑なものだ。頭の中では、株が下がると予測してポジションを解消した。ここしばらくは、暴落狙いの買いを期待している。しかし、予想に反して株が上がると不思議と損をした気分になる。「買い遅れる時は、唯々買い場を待つべし」との格言に従うしかない。この意味は、どんな株でも押し目は必ず入る。飛びついて買うことは避けるべきだという忠告だ。
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