株式相場格言「頭と尻尾はくれてやれ」
英議会は15日、下院の採決で反対432、賛成202と大差でメイ首相のEU離脱案を否決した。これで、離脱案が承認される可能性はほぼなくなった。野党・労働党は採決結果を受け、メイ政権の不信任案を提出した。情報過多の現代では、情報の取捨選択が難しい。英国のEU離脱案否決が、愚生といったい何が関係あるのだろうか。ところで、売却した株はよく上がると言う。愚生がアマゾン株を売った2日後の15日は、1,674.56ドルと+57.35 (+3.57%)高で引けた。いい加減にしてくれと言いたい。リバウンド中に売却したため、この先、株が上がるか下がるかは見当がつかない。ただ、儲けより損をしないことに主眼を置いたからしょうがない。自分の思うとおりには世の中は動かない。株式相場格言の一つに「頭と尻尾はくれてやれ」というものがある。用語の「頭」と「尻尾」は儲け損ねた利益のことを指す。この儲け損ねた利益は、取引のタイミングを逸することがないよう必要なコストとして考えろということらしい。愚生の場合は、尻尾と頭の間の胴体部分も、実現益ではなく含み益だったため、今回は楽しい夢を見ただけだった。老い先短い人生を、二年間も無駄にした。どんな人であれ、将来の株価の天井がどこかは判らない。この辺りが売り時だと思っても、売った後、値上がりすることはリスク管理だからしょうがないのだろう。濡れ手に粟という虫の良い金儲け手段はない。英国のEU離脱、トランプの放言、米中貿易戦争、中国経済の後退、そして量的緩和の金融引き締めと株にとってのマイナス要因は多い。実際には、このような事象をきっかけとして、ヘッジファンドが売り仕掛けで株を暴落させる。そして、頃合いを見計らって買い戻して大儲けをするのだろう。15日の米国株の上昇は、いったい何が原因なのだろうか。ため息をつきたくなる。
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