「写真は愚生宅に自生するアツモリソウ」
新年が始まった。愚生は、3月下旬から6月までの春先が最も好きな季節だ。何故その期間が好きかと言えば、愚生の庭に花が咲くからだ。3月になれば、梅や迎春花の山茱萸、連翹、そして匂いの香しい沈丁花、アーモンドが咲く。4月にはツツジやコデマリ、チューリップ。5月にはサツキ、牡丹、バラ、そして芍薬と続く。6月にはカサブランカ。過去には、大きくなって切り倒した沙羅も咲いた。裏庭では、岩石ラン、海老根、ムサシアブミなども咲く。そして愚生が自慢する絶滅品種と言われる「自生するアツモリソウ」が咲く。東京郊外の温暖な地域だが、狭い地域に住宅が密集している。そのせいなのだろうか、日蔭な北側の軒下に爽やかな風がよく通る。そして、狭い空間から東側に木漏れ日のような日が当たる。中国産のアツモリソウを購入して何度も地植えした。最初は越年しなかったが、三度目くらいから株が活着した。そのせいで、ここ十年程の間に大きな株となった。アツモリソウが愚生の庭に住みやすい理由はわからない。義母からも、アツモリソウは珍しいと褒められている。ところで、庭での開花は、3月ごろからだが、1月にはバラの根が活動する前に元肥を施す。ツルバラの剪定と誘引は12月。2月は木立ち性(ブッシュ)のバラの剪定月。気が早い愚生は、1月に済ませてしまった。2月にはバラの新芽が動き始める。冬の剪定は古い枝や充実した枝でも短く切り返す。こうして、今年のバラの開花を待つのは楽しみだ。芽吹きを含めて、冬から春にかけて開花する木々を見るのも楽しい。10年位前は、バラや菊の大輪作りに没頭した。しかし、体が利かなくなるに従って、自分の体調に合わせて縮小した。趣味だった畑作業も止めてしまった。せっかく作り上げた汗の結晶と言える畑地も、固定資産税が大変なので売却した。この年になって欲を言えばきりがない。今は身の丈にあった猫の額のような庭で楽しんでいる。「写真は愚生宅に自生するアツモリソウ」
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