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2019年2月28日 (木)

台湾は、日本人が行く外国としては最良

800pxgovernmentgeneral_of_taiwan 昨晩、台湾旅行から帰った。台北には、何度か商用で行ったことはあったが、観光目的で行くのは初めてだった。沖縄の八重山諸島のすぐ近くに位置する亜熱帯・熱帯気候の地域だ。2月下旬は真冬だが、もう少し暖かいかと思っていたがそうでもなかった。台湾といえば、日清戦争の結果で日本領となった。その台湾を統治していた日本が第二次世界大戦に敗れたことを受け、1945年に台湾は中華民国の施政下に編入された。その後、中国国民党の国共内戦の敗北で中華民国が中国大陸を喪失したため、大陸から移転した中華民国が実効支配する地域となって現在も続いている。かつては「フォルモサ」 (Formosa) と呼ばれた台湾島は、オランダ及びスペインの植民だった。当時、台湾の居住者の大多数は台湾原住民であり、現地ガイドの説では、台南が中心地だったそうだ。台湾という呼び名の起源は、大員(現・台南)が ダイワンと呼ばれており、そこにオランダ人が最初に入植したためとも見られている。ただ、台湾でも南北問題があり、南が原住民(民進党)で、北が蒋介石の外省人(国民党)が強いとのことだ。その台湾は、中華民国を名乗るが2016年の調査では、自らを台湾人59.3%、中国人3%、台湾人かつ中国人33.6%という割合だ。その結果、中国人と言うより、台湾人という意識が正しいようだ。東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)や内モンゴル自治区、チベットのように中国共産党の支配を受けていないことは幸いだ。日本領土だった地域ではあるが、朝鮮半島の国とは大きな違いがある。それは、旧日本時代の建築物や構造物が丁寧に修理されて保存されていることだ。例えば、台湾総督府庁舎の建物は、第二次世界大戦時には爆撃と火災によって中央塔はじめ建物の大部分が損壊した。しかし、その後に改修されて、現在でも中華民国総統が公務を行う総統府として活用されている歴史的建造物は、日本統治後からしかないようだ。そのため、多くはないそれらの建物が丁寧に保存されている。すべての過去を破壊し、嘘を並べたてる半島国家とは雲泥の差だ。今回、台北以外の台中・台南・高雄という大都市を観光したが、反日感情も少なく、日本人が行く外国としては最良の国のような気がする。そして、ツアーの最終日は、蒋介石の妻の宋美齢が作った圓山大飯店に宿泊した。なんと、ゴージャスなホテルだろうと感嘆した。デカプリオ主演のタイタニック号に乗船するような気分だった。終わり良ければ、すべてよしという印象の旅行だった。つくづく、観光旅行は宿泊したホテルや食事、そして温泉などの環境が印象を大きく決めると痛感した。

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