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2019年2月12日 (火)

韓国軍に戦時作戦統制権がない不思議

7603cd0f 今朝の産経新聞に、韓国軍に戦時作戦統制権がないことが載っていた。この理由を知らない日本人は多いだろう。もしかすると韓国人でも、知らない人がいるかもしれない。それは、韓国軍は一国の軍隊でありながら、有事には米軍の指揮下に組み込まれることになっている。なぜそうなったのかと言えば、朝鮮半島の南の国は、まぐれでできた国だ。だから、南朝鮮半島に住む朝鮮人たちに国を守ると言う信念がない。1950年6月に始まった朝鮮戦争で、北朝鮮軍のソ連製戦車の奇襲を受けて韓国軍は崩壊寸前となった。北朝鮮が攻めてくるというのに、日本の対馬や九州を奪おうと韓国軍を南進させていたのだ。激怒したアメリカは「アメリカの西太平洋における防衛線は、アリューシャン列島から日本列島、沖縄に至る線である」との発言をした。これは韓国はアメリカの防衛圏内ではないという意味になる。その李承晩(イ・スンマン)大統領は、開戦から20日後の7月15日に敵前逃亡して、米軍に指揮権を委譲する書簡を出した。ただし、この移譲は緊急措置的なものだった。その後、米軍の仁川上陸作戦による反攻もあり、実質的に韓国陸軍の軍団や師団の指揮権は韓国軍にあった。ところが翌1951年の5月、今度は「懸里の戦い」と呼ばれる戦闘で、韓国第3軍団が中国第12軍などに後背地の退路を断たれると、軍団長は飛行機で戦場を敵前逃亡した。残された上級指揮官も一般の兵士らも敵を前にして逃げ出した。軍トップの敵前逃亡や、米国供与の砲やトラックなどの重装備を捨ててきたことが問題となった。このような腰抜けの軍人では困るため、米軍は韓国陸軍本部の作戦権を剥奪した。そして、他の部隊も米軍の指揮下に組み込まれた。大統領も軍幹部も自身の命が危なくなると、部下や国民を放り出して敵前逃亡する朝鮮人気質が顕在化した。これは、韓国の歴史教科書で教えている内容とずいぶん乖離している現実だ。文在寅は、歴史を立て直すと言う。しかし、虚構の歴史をいくら教えても、過去の証拠書類が残っているため、科学的な解明をすれば嘘がばれる。この戦時作戦統制権について、韓国は2006年、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領時代に、2009年に米軍から返還することで合意した。そうすれば、米軍は直ぐにでも朝鮮半島から撤退できる。しかし、それに慌てたその後の大統領の李明博や朴槿恵が延期した。今回、文在寅は戦時作戦統制権の返還を選挙公約に掲げて当選した。当然、今年から米軍撤退を含めて戦時作戦統制権の返還作業が進められるだろう。南北統合したいなら、北朝鮮に併呑してもらうのが一番良いだろう。ロッテの韓国籍の重光兄弟も、命が危なくなってまた日本人にしてくれというのでは困る。

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