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2019年2月 7日 (木)

数十万で投げ売られても買い手がつかない

Vol066027 必用に迫られて愚生宅の近所にマンションを買った。不思議なもので、持ったせいだろうかマンション関連の記事が気になる。実物不動産は、自宅以外には持たない主義のため、これは例外中の例外だ。別に儲けようという気など更々ない。ところで、マンションの空き家問題は一戸建てより解体が大変なため深刻だ。愚生の友人が住む千葉県の埋め立て地域には、古い広大なマンション群が立ち並ぶ。潮風に晒された海外沿いの物件は、劣化も速い。そういう地域では、空室が増え管理組合が機能せず、基礎的な修繕もできない状態が深刻化している。自治体も対策に乗り出すが、空き家増加が管理不全をもたらし、さらに空き家が増えるという負のスパイラルだ。これを食い止めることは容易ではない。埼玉県のあるマンションでは、建物の中央部の外壁が剥落して鉄骨がむき出しになっている。ただ、住民は生活しているものの管理組合はなく、壁の修繕などの対策もないという。どうも、管理組合が機能しないと、責任元がなくなり、こういう状況が多発するようだ。東京都の2011年の調査では、15.9%の物件に管理組合がないという。今後、少子高齢化でマンションの空き家問題を更に大きくするだろう。総務省によると、マンションに賃貸アパートなども加えた共同住宅の空き家数は、2013年10月時点で約471万戸。多くは親などからの相続だ。他人と共有の区分マンションでは、貸したり売ったりできなければ、塩漬けで空き家が放置される。空き家が増えたマンションは管理組合の理事を担う人手も、管理費や修繕積立金も減っていく。まさに、冒頭に放った負のスパイラルだ。越後湯沢のリゾートマンションの価格は、数十万で投げ売られても買い手がつかない。郊外型の不人気な団地群から、今後は蝕むように拡大するだろう。いずれは、香港の九龍地区のように強制撤去しか選択肢はなくなるような気がする。

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