安倍晋三首相の4選に賛成
歳をとると、一番よく行く場所が病院になる。若いころは、老人など生産性もないくせに、やたら金を使うと苦々しく思っていた。しかし、自分がそういう立場になると弁明することは多々ある。数日前、M市民病院職員の態度に腹が立ったので、市長に書面でクレームをつけた。最後に「市民病院がヤクザまがいの人材を雇って防犯と称することは、市民を恫喝して静寂を維持するやり方だ。職員を教育もせずに市民サービスに当たらすことは問題だ。恫喝と恐怖を持ち込んで荒廃したM市民病院の環境を是正して頂きたい」と書き足した。少し書き過ぎた気もする。効果があったかどうかはともかく、M市民病院前には、制服の警備員や平生見かけないスーツ姿の職員まで姿勢を正して立っていた。いくらかは、効果があったのだろう。ところで、今朝のニュースに、安倍晋三首相の党総裁連続4選論が流れていた。二階俊博幹事長は昨日の記者会見で「安倍十分あり得る」と明言した。総裁任期は「連続3期9年まで」となっているが、この党則を改正するのだろうか。野党は「悪夢だ」などと批判している。安倍首相は少し拙速な感じもするが、余人をもって替え難いことは事実だろう。愚生の独断的意見だが、狐顔の岸田氏やタヌキ顔の石破氏よりは良い。確かに、内閣支持率が堅調で、安倍首相がトランプ米大統領やプーチン露大統領らと良好な関係を築いていることは事実だ。首相自身は「自民党のことは自民党においてしっかりと議論していく」と否定していないから、やる気は満々のようだ。憲法改正や北朝鮮による日本人拉致問題の解決、ロシアとの平和条約締結といった課題は今回の任期中に実現するか見通せない。安倍首相の続投は必要な気がする。だれが首相に相応しいかと問われれば、やはり株価を上げた安倍首相が一番の実績だろう。米国でも、あれだけ問題の多いトランプ大統領の支持率がある程度あるのは、何かをするからだ。口だけで、何もしなかったオバマ元大統領とは大きく違う。政治家は、きれいごとを言うだけでは困る。実績を作って、初めて評価される。いずれにしても、野党が反対すればするほど、安倍首相の力量があるということだろう。
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