出生を正確に明かして選挙に臨んで頂きたい。
鹿児島県・奄美大島と沖縄県・宮古島に新たな駐屯地を開設する記事があった。中国による離島侵攻の脅威を見据え、抑止力と対処力を高めるためだ。沖縄県の石垣島でも駐屯地の拡充計画を進めており、完成すれば「戦力の空白地帯」とされてきた南西地域で当面の防衛態勢が整うことになる。南西諸島は鹿児島県の大隅諸島から沖縄県の与那国島まで全長は約1200㎞に達する。日本の本州とほぼ同程度の広大な海空域を有するものの、陸自はこれまで主戦力を配備していなかった。愚生も一昨年、八重山諸島に旅行したが、一括りに沖縄県というがずいぶん広い地域だ。アバウトな距離だが、鹿児島と沖縄本島は約400㎞もある。その沖縄と石垣島は約400㎞。そして、中間の宮古島は、沖縄本島とは200㎞も離れている。一方、八重山諸島に属する与那国島は、台湾と50㎞しか離れていない。そう考えると、八重山諸島など台湾を中国が占領すれば、いつまで日本領として存在するかは危うい。住んでいる人達は日本人に間違いない。ただ、日本本土の人たちとは人種的にも少し違う気がした。そして、石垣島などは、第二次世界大戦で空襲を受けていないため、沖縄本島の人たちのような戦争に対する被害者意識は少ないようだ。ただ、漁場では台湾国籍や中国国籍の漁船が入り乱れトラブルはあるようだ。そう考えると、日本で最も有事が起きる可能性が高いのが南西地域だという意見は真実だ。この空白状態を早く解消しなければならない。ここのところ、中国は、間隙を突くように軍事活動を活発化させている。艦艇や航空機の常続的な活動に加え、昨年1月には中国潜水艦が宮古島の接続水域を潜航したことが初めて確認された。中国空母の西太平洋への進出も始まっている。南西諸島は、九州~台湾~フィリピンを結ぶ「第1列島線」だ。一方、中国海空軍はこの第1列島線を突破し、小笠原諸島~グアム~パプアニューギニアを結ぶ「第2列島線」までの領域を影響下に置くことを目指している。当然、日米と中国で牽制しあう地域となる。先ごろ陸上自衛隊は、与那国島に沿岸監視隊を配備した。これに続く南西地域の強化策の一環として、奄美大島、宮古島で駐屯地を新設する。さらに、今月から石垣島でも駐屯地配備に向けた造成工事に着手した。完成すれば南西地域での陸自の部隊配備計画は完結する。愚生が石垣島に旅行した時は、市長選の直前だった。八重山諸島に自衛隊を受け入れ賛成側の市長が勝利して安心した。沖縄本島では、自衛隊基地の反対運動が強い。しかし、この地域が中国の脅威に晒されているという意識が住民には低いのだろうか。辻本や福島瑞穂、蓮舫のように、起源を大陸や半島に持つ人達は、自衛隊基地に反対を叫ぶ。彼らは、支那大陸に日本が組み込まれればよいと考えているのだろうか。外国籍のような名前を持つ、立民や国民民主党の面々は、出生を正確に明かして選挙に臨んで頂きたい。
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