
21日の米株式相場は米連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派傾斜に投資家が反応し、米国株S&P500種株価指数は5カ月ぶり高値に達した。米国債は10年債利回り2.54%。昨年末の株の暴落から数か月を過ぎて、FOMCが年内に利上げを予想していないと明らかにした。愚生に言わせれば、
それなら初めからそう言っていただけば、愚生が含み益を失うことはなった。いずれにしろ、利上げがないことを好感して、米国株は年初からの上昇基調を再開した。S&P500種の構成銘柄のハイテクから不動産、消費者関連まで幅広く買いが入った。S&P500種は、前日比1.1%高の2854.88。ダウ工業30種平均は、216.84ドル(0.8%)上げて25962.51ドル。ナスダック総合指数は1.4%上昇した。愚生が昨日、FOMCの利上げが当面ないという先読予想で買った株のリスクは報われた。ナスダックスの指数上昇を、久しぶりに気分よく見ることができた。愚生は、社会インフラのネットワーク化で、情報のクラウド化が最も基盤だと思っている。セールスフォースドットコムなどは、ずいぶん前からこの分野で伸びてきた企業だ。情報量の肥大化が爆発している現在、いくら高速な記憶容量があってもすぐに不足してしまう。5Gになれば、速度が百倍になる。当然、扱うデータ量も百倍に増えることになる。愚生のスマホはiPhoneの16Gモデルを使用しているために、メモリ容量は少ない。これを克服するために、撮った写真やビデオデータはインスタグラムやフェイスブックに書き込んだ後は削除して容量を確保している。長いビデオレターなど、よほどプライベートなもの以外は、自分のサーバーにアップしないでyoutubeに記録している。こうした記憶容量の爆発的な議題は、ビジネスの世界でも当然起こっているだろう。そして、IT事業者によるクラウド・サービスが驚異的な伸びを見せている。クラウド分野におけるこれまでのニュースを振り返れば、2018年における上位クラウドプロバイダーのランキングに変化はない。Gartnerによると、IaaS市場(サーバ・ストレージなどのITインフラをインターネット上で利用できるクラウド・サービス)では大手3社が牛耳る状態となっている。その3社のサービスとは「Amazon Web Services」(AWS)と「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」(GCP)だ。中でも米アマゾンが提供するAWS(Amazon Web Services)とマイクロソフトのAzureの躍進が著しい。近い将来、IT投資の多くが、
2社のクラウドに集中するという話もあながち非現実的ではなくなってきた。本当にそのような事態となった場合、これまでシステム構築の請け負いを主業務としてきたITサービス事業者は極めて大きな影響を受ける。クラウドへの集中化が加速した場合、ITサービス産業はどう変わるのだろうか。いくらか恩恵を受けたいと思い、
マイクロソフトとアマゾンの株を少し購入した。
コメント