ペンは剣よりも強し

この中で愚生の不満は、問題の本質的なことを指摘すると、彼は議論を拡散させて相手を貶めるという話法を取ったことだ。おまけに、「何時何分にお前といった」と記帳するなどの態度にも呆れた。彼の素性は、警察官上がりではないかと推測した。犯罪者には何を言ってもよい。そして、恫喝すれば相手は怯むという卑怯な手法だ。警察に許されても、病院がとる手法ではない。何故なら、そのような風評がたてば客が敬遠するからだ。ましてや、市民病院は市の財政補助があって成り立っている。どうもそのようなことまで、頭が回らないようだった。愚生の知り合いに警視庁勤務だった人がいる。彼も退職後、某企業に紹介されて勤務している。慣れない職場なので大変だという。一方で、多くの警視庁退役職員が不適格で紹介先を辞めさせられるという。そのため、一度しか紹介しないから心を入れ替えて勤務しろとくぎを刺されたという。この問題でも、応酬話法で「申し訳ありませんが」と丁寧に言えば、それで済んだ話だ。私も民間企業に勤務していたから、あまり道理が通らない問題は、抗弁することはあった。しかし、このような駐車ごときのことで、書面にして市民病院へ送付する羽目になるとは思わなかった。彼には、愚生に不満でも「申し訳ありませんが市民病院として今後問題を軽減するよう努めますから、今回はお願いします」と言えば、済んだ事ではないかと言いました。わざと通り過ぎる時に体を接触させるなどのやり方は、一般常識では考えられない。ただ、彼の経歴というか環境がそうさせたのか、「自分は絶対に、どんなこことがあっても謝らない」とS課長の前で言い放っていた。どう勘違いしたのか、自分は雇われ人なのに、上司のカバナンスも無視するようだった。S課長に諭されても聞く耳は持たないという態度では、何を言っても通じないと思った。民間企業では、サービスの対価を金銭で清算する。彼には、自由主義経済の「いろは」が分かっていない。愚生も呆れて、「職業を変えたらどうですか」と言ってしまった。どちらが正しいとか悪いとかを離れた問題だ。問題を丸く収めるのが、サービス業としての対応のはずだ。愚生は、彼は警察官上がりだと思っていたが、その言葉を聞いてヤクザ稼業の人物かと穿った目で見たくなった。いずれにしろ、勤務時間中であれば、M市役所職員と同等の従業員規則で働いて頂かなくては、怖くて市民が病院にも行けない。いつから、市民病院はヤクザの構成員を雇ったのかと言われないようにして頂きたいものだ。そして、診断書の依頼なら投函箱に入れるだけにして頂ければ、効率が上がるはずだ。書類に問題があれば、改めて電話で問いただせばよいのではと思った。相手を侮辱し、貶めて興奮するなとか、低い声で話をしろとかいう市民病院の担当者の応酬話法には、いささか呆れて物も言えない。確かに、愚生の言い方が気に食わないことがあったとしても、愚生の時間は勤務時間ではない。そして、愚生は刑法に背くようなことは一切行っていない。いずれにしても、市民病院がヤクザまがいの人材を雇って防犯と称するのは、市民を恫喝して静寂を維持するやり方だ。そして、職員を教育もせずに市民サービスに当たらすことは、問題だと思う。恫喝と恐怖を持ち込んだ荒廃した病院環境を是正して頂きたいと書いた。市長と市民病院長にクレームのメールを送付したが、その効果は期待できない。「ペンは剣よりも強し」というが、愚生の表現力では少し足りない。ただ、愚生の溜飲が辛うじて少し下がった。
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