人の振り見て我が振り直せ
米韓首脳会談で、トランプ米大統領は、韓国の文在寅大統領に冷淡な姿勢を貫いた。北朝鮮への制裁解除や、南北共同事業再開を熱望する文在寅に対し、トランプは否定的見解を示した。訪米した文在寅は、成果ゼロで終わったようだ。報道陣からは、南北共同事業である開城工業団地や、金剛山観光再開について米国のたちばを問われたことに対してもゼロ回答だった。以前から、文在寅は、世界各国を訪問して、北朝鮮に対する制裁解除を呼びかけてきた。今年、年頭記者会見では、開城工業団地と金剛山観光の再開に意欲を見せていた。しかし、韓国に対し冷たすぎるようにも見えるトランプの対応は、会談時間にも表れていた。韓国・聯合ニュースによると、トランプと文在寅文の2人きりの会談は29分間行われたが、報道陣との質疑応答が27分間続いた。この会談で、両首脳がサシで話した時間はわずか2分程度だった。トランプの米韓首脳会談での態度について、事実上、韓国との首脳会談を拒否したという対応といえる。韓国サイドでも開催前から、首脳会談の行方を心配する意見があった。首脳会談の席には両大統領に加え、メラニア夫人と金正淑夫人の姿があった。1泊3日の実務訪問に、夫人を同行させることも、夫人同伴の首脳会談も極めて異例だった。朝鮮日報(電子版)は、社説で北朝鮮制裁の緩和を望む文大統領と実質的な話し合いをするつもりはないからだとの印象を与えると報じた。トランプ政権が、会談日として11日を提示したのは、「無理に来なくていい」というメッセージだったのだろう。11日は、日本統治下の1919年に、中国・上海で独立運動家らによる「大韓民国臨時政府」が設立されてから100周年にあたる。ソウルで11日夜に行われる記念式典は、文在寅にとって晴れの舞台になるはずだった。韓国の政治家一般に言えることは、視野が狭く相手が自分をどうみているのか、見誤っているからだ。朴槿恵もそうだったが、この文在寅も同様だ。朝鮮には、「人の振り見て我が振り直せ」という故事がないのだろうか。「泣く子は餅を一つ余計もらえる。」という韓国の諺がある。しかし、世界の外交では、煩く立ち回ってもダメなものは駄目だということを覚えるべきだ
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