二度と日本に足を向けて寝るな
韓国の文在寅大統領は、韓国軍に対し「切歯腐心」(歯ぎしりして悔しがること)の精神を持てと、7回強調した。軍人相手に、この阿保大統領が何を言ったのか気になった。それは、日本の植民地や第2次大戦、その後の朝鮮戦争などの歴史に言及し、「結局は力がなければ平和を成し遂げられない」と、戦時作戦統制権や北朝鮮非核化の問題に触れたことだ。しかし、いったい誰を相手に「切歯腐心」せよというのだろうか。愚生は、一番世話になっている日本に対してではないのかと思った。しかし、どうも米国と北朝鮮の双方から自分たちの側に立てと迫られる状況下で、強い国防力を強調したかったようだ。思いだせば、朝鮮戦争の勃発時に、大統領の李承晩は、命惜しさに韓国を抜け出した。その際、交戦権に当たる韓国軍事統制権も米国に渡した。その後、70年間も韓国は、戦争をするには米国の支配下行わなければならない状況だ。文在寅は、南北間の問題は、外交を通して解決すべきだと考えているが、それには強い力があってこそ初めて成功し得るという。歴史を思えば、当たり前のことだろう。朝鮮の独立は、日清戦争の結果だ。そして、朝鮮半島からロシアを追い払ったのは日露戦争だ。朝鮮半島に韓国が存在するのは、米国が朝鮮戦争に参戦したからだ。韓国という国は、愚生に言わせれば棚から牡丹餅で出来た国だ。間違ってできた国だから、住んでいる連中も真面ではない。当然、選ばれた大統領も間違った人物だ。そう思えば、それほど腹は立たない。軍への演説の中で、文は朝鮮征伐(文禄・慶長の役)、丙子胡乱(後金および清の朝鮮征服)などにも言及し、切歯腐心しなかったから、我々は国を失ったと力説する。南北朝鮮の分断を克服するには、強い国防力を持つことが必要だと激を飛す。こういう訓示を聞くと、韓国で何か問題かが分かってくる。まず、力がないから分断されたというが、元々朝鮮半島には支那の属国があっただけだ。朝鮮半島の国は、独立国としての外交権は持たなかった。文在寅のように、正しい歴史を学ばないものは、こういう勘違いをする。朝鮮(朝の静けさの国)という国名は、明の洪武帝が選んだものだ。そして、李成桂を権知朝鮮国事に封じたことにより、朝鮮は正式な国号となった。元々、朝鮮半島にある国は、独立国としてあったわけではない。歴史を辿れば、日清戦争で日本が勝利して、清から独立させたからだ。そうであるから、文在寅に正しい歴史を学ばせ、二度と日本に足を向けて寝るなと言いたい。
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コメント
良く拝見しております。いろんなジャンルの書込みを拝読して感心しておりますが、本日投稿文も良く書かれています。本当にいろんな書物を調べていると思いますが物知りですね。
有難うございます。
投稿: SK | 2019年4月17日 (水) 14時51分