いったいどんな写真が撮れるだろうか。
今回、函館の五稜郭や街並みの写真を撮るため、16~35ミリの広角ズームレンズを使った。前回観光した時は、α7の単焦点35ミリを持って行ったので、坂の上から街並みを撮ると、中途半端にしか全景が入らない。また、トラピスチヌ修道院なども、全体を撮るには35ミリレンズでは画角不足だった。大した技量もないのに、愚生は何故か良いものを欲しがる。約半世紀前、高校時代の写真部の時も、親父にせがんでニコンの一眼レフカメラ・ニコマートを買ってもらった。そして、広角レンズも望遠レンズも揃えた。当時のお金で20万円くらいはしただろう。大卒初任給が2~3万円前後だったから、大した金額だった。高校生で次男の愚生に、戦前教育を受けた親がこれだけのことをしてくれたのはありがたかった。思いだせば、比較的に裕福な家庭に育った気がする。親には感謝したい。その後、社会人になってからも、ニコンF3なども買いそろえた。昔から、写真は下手なのに機器には金をつぎ込んでいた。そして、撮影技術はいっこうに向上しないのに、機器は最高のものを欲しがった。カメラとなると、欲しくなるとそのこと以外は考えられなくなる。今回は、前回のことを踏まえて、広角ズームレンズを旅行に携えた。しかし、重量があるため首からかけるには重く、肩掛けにするしかなかった。スマホと併用して写真撮影をしていたが、いつの間にか写真を撮るばかりの旅行となってしまった。振り返れば、重いカメラが扱いにくいのが嫌で、ミラーレス一眼カメラにしたはずだ。買い換えた当初は、単焦点35ミリ一本で通そうとしていた。しかし、生まれついた性格なのか、欲求に負けてしまって、いつの間にか16~35ミリ、28~70ミリ、100~400ミリと揃えた。(撮像素子は35mmフルサイズ)そして、改めて気が付いたことは、旅行を楽しむには軽いカメラだと。当たり前のことをまた繰り返してしまった。しかし、今度は、熊野三山・高野山への旅行なので歩きが多い。単焦点35ミリでも持ち歩くのが重いかもしれない。やはり、旅行を楽しむには軽くても性能の良いカメラが欲しい。そう思って、愚生の持つα7SⅡより下位機種を探してみた。結局、中古品だが美品とあったCyber-shotDSC-RX100M2を安く購入した。28~100ミリズームなので、大方はカバーできる。最新のRX100M6であれば、24-200ミリで更に余裕だが12万円以上も払う気はしない。これで、気に入った機器だけは揃えた。しかし、いったいどんな写真が撮れるだろうか。ヨドバシカメラの店員は、「お客さん撮った写真を一度拝見したいですね」と愚生を馬鹿する。ただ、歳を重ねていくうちに旅行で周りを見れば、愚生の年頃で重いカメラを持つ人は少ない。顔に皴ができない体質なのだろうか、いつも年より若輩に見られて光栄ではあるが・・・。
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