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2019年5月21日 (火)

OSとは言語や文化基盤と同様

20160928001a トランプ大統領による華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置で、グーグルはファーウェイに対し、スマートフォン向けandroidの提供を停止した。スマホはアップルのiPhone(非公開)以外は淘汰されて、グーグルの提供するandroid(OS)しかない。androidの更新版を使用できなければ、ファーウェイのスマホ事業は商売ができない。特にOSとは、言語や文化基盤と同様で独自の世界では成立しない。ファーウェイの製品は、新聞に書いてあるようにアプリ配信サービスやGメールなどを搭載できなくなるという問題だけではない。Android-OSに展開するすべてのアプリケーションが対応しなくなる。汎用ソフトが乗らないコンピューターなど存在しうることはない。つまり、ファーウェイはスマホ事業からの撤退を余儀なくされる。当面、アンドロイドの無償公開版だけ使用を続けられるが、グーグルはスマホ向けの技術支援や共同開発も停止する。IBMのPS1とマイクロソフトのWindows32のその後を思いだせば予見できるだろう。IDCによると、ファーウェイの2019年1~3月期のスマホ出荷台数は5910万台で前年同期から50%も増加していた。このニュースが引き金となって、米国株式市場は大きく下落して取引を終えた。ファーウェイとの取引を禁じる米政府の制裁措置がハイテク株の下げを促した。ファーウェイへの事実上の輸出規制を決めたことを受け、グーグルはファーウェイへのソフトの提供など一部ビジネスを停止する。また、光学部品メーカー、ルメンタム・ホールディングスもこの日、ファーウェイに対する出荷を停止した。その他、インテル、クアルコム、ザイリンクス、ブロードコムもファーウェイに対する半導体の供給を停止する。それが災いしてか、S&Pハイテク株指数Tは1.75%安。クアルコムやブロードコムなどを含むフィラデルフィア半導体株指数は4%下落した。ナスダックス指数も大きく下落する中、恩恵を受けそうなアップル株まで3.1%安となった。ところで、愚生は先週、熊野三山・高野山などを旅行するのに買ったばかりの中古品のソニー「RX100M2」サイバーショットを携えた。しかし、M2は何世代も前のモデルなので、どうしても愚生の持つα7SXⅡに比べ画質に不満を覚えた。また、ファインダーがオプションのため液晶パネルでは見づらくてシャッターが切りにくかった。別売りファインダー「電子ビューファインダーキットFDA-EV1MK」を購入すれば、ソニーショップで44,000円程度、中古の最低価格の製品でも25,000円もする。それなら、ビューファインダー標準装備で、画像レベルでも一眼カメラ相当と言われる「RX100M5」への買い替えを検討した。Amazonでは、新品は9万円程度で販売されている。ヤフオクで「RX100M2」を2万円程度で売却し、不必要になったストロボも処分した。愚生のプレミア会員のポイントなども使うと、中古ファインダーを購入するより3,000程度の持ち出しで済んだ。愚生は気が短いせいか、思ったら留まることがなかなかできない。これまでの人生でも、買ったら必ず同等品を売却して、キャッシュフローを維持してきた。土地バブルの時も、住んでいたマンションを売却していた。バブル崩壊時も借財が少ないせいで資産デフレの被害が少なかった。人それぞれの考えだろうが、キャッシュフローが潤沢なことは、いろいろな意味において自由度が大きいと思う。愚生の友人は、真逆の生き方をしたために、今も千葉のド田舎で農家の下男のような仕事をしている。

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