ノークレーム・ノーリターンをお約束できない方
ヤフオクで商品を買うことはあったが、自分のものを売ることはなかった。今まででも、ヤフオクで買ったものと言えば、盆栽やHG101、HB101くらいだ。中には詐欺まがいの表記にひっかかって損をしたこともある。愚生の趣味のカメラでも、購入は新品でヨドバシカメラなどの専門店から買う。売却の場合は、カメラ買いとり業者に依頼した。最近、ソニーのコンパクトデジカメを購入するにあたって、中古品を古物商の業者から購入した。一度使用したが、気に入らないのでヤフオクに出してみた。購入価格の三分の二の価格だったため、即決で落札した購入者がいた。ところが、ヤフネコで送ったが、いつまでたっても受け取り連絡がこない。そうすると、暫く経ってから、商品に問題があったかのように返品か価格を値引けという。入札に「ノークレーム・ノーリターンをお約束できない方は入札しないでください。」と書いてあっても、平然とクレームをつけてくる。困ったのもだと思う。しょうがないので、購入先からの履歴を付けて送った。何故なら、三週間前に買ったばかりの品だったからだ。どういう心境で、購入者がクレームを言ってくるのか知らないが、これなら安くても古物商に売却した方が良かったと後悔する。実際、愚生の友人にも支払ったが商品が届かない経験は多々あると聞いた。この世界は、やはり企業の文化とはかなりかけ離れていると痛感させられた。愚生も現役時代は、日本のコンピューターの黎明期から技術者として従事していた。だから、商品の売買を個人ベースで行う難しさを知っている。決済システムは業者が提供してくれても品質保証ができない。商品を保証すると言っても、製造責任や設計責任までは無理だ。また、経年劣化による製品の保証などできるはずはない。そう思うと、大企業に勤務していた癖で、購入者は何が不満かはわからなかったが「お腹立ちは察します。」と下手に切り出してしまった。その購入者の売買記歴を調べると、「悪いと評価」する理由に、「キャンセル」が多かった。今回も買ったのは良いが、届いた商品が自分の思い描いていた物より悪かったのだろう。しかし、ここは支那や朝鮮ではない。純粋な日本人なら、契約や約束は守って頂きたいものだ。
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