どれが本当なのかわからなくなる。
最近、愚生はヤフオクに不用品を出品するようになった。別段、生活が苦しいからではない。愚生は使用しないが、他人にはそれなりの価値があると思うものを安く出品している。需要と供給は、価格を抑えれば簡単にバランスが取れるようだ。要するに、安くすればいくらでも売れる。そう思ってウェブ画面を眺めていると、女性の服も即決価格を付けてオークションに出ている。たぶん売れているのだろが、頻繁に出品されているようだ。愚生の目には、どれも服が格安に見える。広告には「キレイめ、 20代30代40代 素敵 オシャレ 披露宴 謝恩会ドレス ミニ丈 ピンク」と書かれている。どの服も素晴らしく割安に見える。そう思いながらいくつか見ていると、自分が錯覚していることが分かった。その服が良いのは間違いないが、それを着こなすモデルが素晴らしくかわいくて美人なのだ。このようなモデルなら、喪服を着ようがジャージーだろうが、衣装がすべて映えて見える。そう思いながら、若い頃の知り合いの女性と頭の中で入れ替えて想像してみる。八頭身のモデルが着るから納まるのであって、ドラえもんのような二頭身では全く興味がそそられない。芸能界で言えば、天童よしみさんがこのような服を着ても映えないだろう。そう考えると、ファション界で成功するには顔だけではなくスタイルも重要なのだろう。広告に「キレイめ」などと書いて服が売れると言うことは、ほとんどの女性は自分をキレイだと思っているのだろうか。確かに女性は何時も顔にペインティングを施している。また、髪の毛を染めている人も多い。昔、愚生が自治会の仕事をしていた時、朝早くにご近所を訪ねて素顔の奥さんをみて興ざめしたことは数限りない。こうも化けるものかと思った。女性の顔は日々の化粧で、すいぶん違う。いったい、どれが本当なのかわからなくなる。
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