50億ドルかけて防御している金持ち国
米国は、韓国に要求する次期韓国防衛費分担金を50億ドル(約5,400億円)に決めた。日本場合は、日本側の負担割合(74.5%)で総額7,612億円となる。韓国の2019年の駐留経費は、前年比8%増の約1020億円だったことから考えれば大幅な増加だ。そして、米政府関係者の伝言として「この金額は調整不可(non negotiable)という言葉もあった」と伝えられた。要するに、この表現はトランプ大統領の意志が強く反映されているという。トランプはこれまで、同盟国に防衛費分担金の引き上げをちらつかせながら圧力をかけてきた。今年4月の米国内の遊説演説で「我々が50億ドルを与えながら防御している金持ち国がある。その国は5億ドルだけしか出さない。国の名前には言及しないが、電話一本で今年5億ドルをさらに出させるようにした。」と言及した。これは、どうも韓国のことを指す。したがって、50億ドルはトランプの要求を具体化したものだとみられる。これに関連し、今月23~24日に訪韓したジョン・ボルトン大統領補佐官は、防衛費分担金の増額を韓国政府に正式に要求した。ボルトン訪韓の主目的は、中東ホルムズ海峡への参加要求でも、日韓関係改善でもなかった。韓国政府は、ボルトンが日韓の仲裁の為に、わざわざ韓国に来るとでも思っていたのだろうか。お目出度い限りだ。ところで、文在寅は日本が韓国のホワイト国からの排除を議決定すれば、GSOMIAを破棄すると言う。GSOMIAは、韓国や日本の為ではない。日韓はオマケで、米国防衛の為の協定だ。だから、GSOMIA破棄を脅しに使ってきた韓国は、米を怒らして今回の高い防衛分担金となった。情報を共有して、韓国のレーダーが届かない場所をカバーしているのが日本の防衛システムだ。北朝鮮がミサイルを600km飛翔させたのは、韓国全土が射程範囲だということを示すことだ。傍若無人に振舞ってきた文在寅は、今回のボルトンの高い請求書を見て、腰を抜かす顔が目に映る。ボルトンが日韓の関係改善のために、わざわざ訪韓と期待した韓国政府の脳天気さには笑いが止まらない。50億ドルと言えば、今年2月に妥結した金額の5倍を軽く超える金額だ。北朝鮮がGSOMIAを批判しているからと言って、止めれば日本が困るとでも思ったのだろうか。日米におんぶに抱っこの韓国が、身の程を弁えずに行動した結果だ。ボルトンは全額払わないなら米韓同盟は廃止だという。その理由は、文在寅は中国の傀儡政権だと米国に信用がないためだ。今回、日本の輸出管理の適正化とホワイト国除外は、米国との密約で韓国を追い込んでいる。韓国政府は、いままで日本が韓国の保護者として担っていた役割を未だに気が付かない。日本と対峙した途端に、米中露北から無理難題が相次いだことで目を覚ませと言いたい。思えば、インド太平洋戦略にのらず中国の一帯一路に寄り添い、ファーウェイ排除方針に同意を求められても「民間のことだから」と逃げまわる。こんな卑怯な韓国という同盟国を、何故米国が高額費用を使って守る必要があるのだろうか。はっきり言って、トランプは韓国潰しに掛かっている。いつも身勝手な事ばかりして、困ったら直ぐに泣きつく姑息な朝鮮人には、米国も辟易している。
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