空き部室ばかりの家は老夫婦と老猫一匹
昨日、久しぶりにヨドバシカメラに行った。愚生は、フルサイズのミラーレスカメラ・ソニーα7SⅡを使用している。ソニー製品のレンズは割高なため、あまり使用頻度の少ないものは代替えレンズで間に合わせている。例えば、シグマ製キヤノン用交換レンズをソニーEマウントボディで使用するためのコンバーター(SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11)が販売されている。これを使用すれば、シグマ製レンズをソニーカメラで使用可能になる。実際、望遠レンズは100-400mm F5-6.3 DG OS HSMをコンバーター接続で使用している。また、広角レンズはソニー製の16-35mm F4 ZA OSS(SEL1635Z)を持っている。しかし、これよりもう少し広い広角が欲しかったので、シグマ SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 キヤノン用の中古レンズを買ってコンバーター接続した。シグマ説明書によると、SIGMAマウントコンバーターは、最近販売したSIGMAレンズに対してしか動作保証をしていない。また、全ての機能が使えるわけでは無いという。AF(オートフォーカス)はコンティニュアスAF(AF-C、AF-A)のすべてには対応してないようだ。どうも、SIGMAマウントコンバーターの接続表からは、SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 キヤノン用が見当たらない。そでれも、実際にカメラに接続はできるため接続してみた。案の定、カメラのシャッター切ることが可能になるまでに長い時間がかかった。これでは、使用は可能だといっても動作保証がされていないのでは、今後ずっと使う気にはなれない。SIGMAマウントコンバーターを買ったヨドバシカメラの店員に聞いてみたが、やはり最近のシグマ・レンズ製品にしか対応していないという。早々に、ヤフオクで売払おうと思う。愚生の場合は、カメラのレンズが必要で買うというより、欲しいという欲望の満足感を埋めるためにレンズを買うのに近い。そのため、そのレンズがないから写真を撮るのに困るわけでもない。そういえば、愚生が半世紀前の高校時代に写真部に入ったので、親父にニコン製のニコマートカメラを買ってもらった。親父にとっても、ずいぶん高い買い物だったと思うが、ひとつ返事で買ってくれた。子供の喜ぶ顔が見たかったのだろうか。そう考えると、お上りさんで多額の住宅ローンを抱えていた愚生は、いつも子供に一番安いものを買い与えてきた。しかし、そういう彼らは反抗期もなく育ってくれた。それは、田舎者の両親が、都会生活での苦労を傍目で見てきたからだろうか。そう思うと、家を巣立って行く子供たちには申し訳ないと思う。来週には、残された空き部室ばかりの家は、老夫婦と老猫一匹になってしまう。
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