案の定、トランプはツイッターへ投稿
昨晩の米国株式は、初期は上昇気味だった。ところが、途中から真っ逆さまに下がり始めた。何があったのだろうか。また、トランプ大統領が何かツィートしたのかと思った。案の定、トランプはツイッターへ投稿していた。「米政府は9月1日から、中国から輸入される3000億ドル相当の製品に対し、小幅な10%の追加関税を課す」という。閣僚級の米中通商協議が7月末に再開したものの、進展が見られないことが背景のようだ。前回、6月末に大阪で開催されたG20では、トランプと習近平が会談して合意した「ファーウェイに対する制裁緩和」や「中国による米農産品の購入拡大」は実行されていない。米中双方ともに協議は建設的だったと評したが、進展はほとんどなかったとみられる。米中協議は、実質半日で終了した。今回の関税措置は、携帯電話やラップトップコンピュータ、玩具や靴など幅広い消費財が関税の対象となる。米中通商協議が5月に事実上の物別れに終わった後、トランプは3000億ドル分の中国製品に25%の追加関税を発動すると警告した。しかし、ウォルマートなどの米国小売大手が消費者の支払う価格が急騰すると警鐘を鳴らしたことが考慮され、今回の関税率は10%と低くなったようだ。こういうことで、株価が大きく振れるようだから、経済指標の発表などよりもトランプのツィートの方が株価に大きく影響する。愚生は、前回株に買いを入れたのは米国が中国との交渉決裂時だ。その数日後に、トランプは、不法入国者が減らないからと、メキシコに大幅関税をかけると言って株は更に大暴落した。それからやっと戻ってきたと思いきや、今回の関税上乗せ処置で元の木阿弥になった。決算前のアマゾン株2000ドル超えで半分売却していてよかったと胸をなでおろす。全て売却して今買い直した方が良かったが、一寸先は闇の世界で、決め打ちは危険だと老婆心が働いた。長い目で見れば、転ばぬ先の杖で正解だろうと自分を慰める。そういえば、韓国は今日の閣議決定で「ホワイト国」から消える。いっそのこと「ブラック国」という括りも作ったらどうかと思う。
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