DNAに刻まれた慣習が変化するまで治らない
グエン・ティ・タンさんは、韓国軍によるベトナム戦民間人虐殺被害者だ。満7歳の時にベトナム・クアンナム省のフォンニィ・フォンニャット村で、韓国軍に家族を奪われ左わき腹に銃弾を受けたが生き残った。韓国軍は1964年9月から1972年までに31万2千人余りをベトナムに派兵したが、この期間の韓国軍によるベトナム民間人虐殺は80件余り、被害者数は9千人余りに達した。グエン・ティ・タンさんは、「私たちは何の武器ももっておらず、何の抵抗もしなかった私たちの家族が韓国軍により殺害されるのを目撃し、韓国軍の銃と手榴弾を避けてかろうじて生き残りました。私たちは被害者であり、同時に目撃者であり生存者です。」と当時を振り返る。グエン・ティ・タンさんを含む103人の被害者は、虐殺被害に対する公式謝罪と被害回復措置を要求し、韓国政府に請願書を提出した。これまで、「数回の出したにもかかわらず、韓国政府はベトナム戦民間人虐殺の事実を認めておらず、謝罪や名誉回復のための措置もまったく取られていない」という。今月9日、国防部が一歩遅れて請願に対して答弁した。「国防部の保有資料では、韓国軍による民間人虐殺関連内容は確認できず、韓国側の単独調査でなくベトナム当局との共同調査が先行しなければならないが、韓国とベトナムの政府間共同調査条件がまだできていない状況」という内容だった。韓国政府は「韓国軍がなぜ彼女の家族を殺したのか、なぜ私を撃ったのか」という被害者要求の回答を拒否している。「日本の植民地時代の不法行為に対して責任を問う中で堅持する被害者中心主義が、なぜベトナム戦争時代に韓国軍により被害をこうむったベトナムの人々には副次的なことになるのか」と糾弾する。2009年、韓国系アメリカ人の元慰安婦らが米兵との性的行為を1960年代から1980年代にわたり強制されたとして、米軍と韓国政府に対して損害賠償をもとめてアメリカで提訴した。原告の慰安婦らは、韓国政府は米軍のためのポン引きだったと批判している。しかし、韓国最高裁は売春だったと、損害賠償請求を棄却している。2014年6月25日、米軍慰安婦で働かされたとして、韓国人女性ら122人が韓国政府を相手に国家賠償を求める訴訟を起こした。米軍慰安婦による国家賠償訴訟は初めてだ。1947年に売春禁止法が成立していたにもかかわらず、韓国政府は1950年からの朝鮮戦争時に米軍を相手にした売春を認める特定地域を設け、女性たちを売春管理していた。特定地域での管理は強制的で、慰安婦の中には欺されて連れてこられた10代の少女も居たという。朴正煕大統領が、当時は軍人として直接管理に当たっていた。2014年12月19日に、この訴訟に対する初公判では、韓国政府は「慰安婦個々人の訴えが真実だと立証されない限り、政府の責任は問えない」と訴えた。一方、日本軍慰安婦については「生きているおばあさん達の肉声の訴えが証拠そのものだ」と韓国政府高官が公言している。「今生きている元慰安婦のおばあさんたちが何よりの証拠だ!」と日本を批判する韓国政府の主張は、どこへいったのだろか。最近のチョ・ググ氏をみれば、反日を叫ぶ朝鮮人のほとんどは、自分のこととなるとダブルスタンダードで棚上げだ。朝鮮の諺通り、規則は相手が守るもの。嘘もつき通せば、真実になるという彼らのDNAに刻まれ悪しき慣習が変化するまで、朝鮮人の虚言壁は治らないようだ。今世紀中には無理かもしれない。
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