« 韓国臨時政府債券の背景に旭日旗 | トップページ | 国際法を守ろうとしない韓国 »

2019年10月21日 (月)

電気が来ないと致命的な状態

Opinion2018104_tcm1024063598 ずいぶん昔に愚生がF社に勤務していた頃、南武線の武蔵小杉駅近辺のアパートに住んでいた。当時は、横須賀線の駅はなく、武蔵小杉駅の裏には小さなスーパーダイエーがあった。東横線と南武線の乗り換えは、検札もなかった。その遠ざかっていた武蔵小杉地域は、いつのまにか住みたい町の上位に連なっている。そして、タワーマンションが林立するような街になった。近辺のアパートに住む息子によると、台風19号による建物への浸水被害は、武蔵小杉のタワーマンションエリアにまで広がっていたという。武蔵小杉に限らず多くのタワマン住民が懸念するのは、建物の脆弱性はもちろん「資産価値の低下」という不安だそうだ。確かに、大枚払って購入したタワーマンションの資産価値の暴落は大事だ。今回の台風19号がもたらした大雨で、武蔵小杉にあるタワーマンションが浸水した件は、世の中に大きな注目を浴びた。台風によって建物が損傷したわけではない。しかし、道路にあふれ出た雨水や下水が地下駐車場部分に侵入した。その結果、電力の供給が不可能となり、停電状態になった。タワマンは災害に強いと思われてきたが、地下に浸水したことだけで、現実的には居住不能となってしまった。そして、多摩川に近く武蔵小杉は水害に遭いやすい地域だという風評がたった。タワマンが林立する武蔵小杉地域は、いかにも近代的で災害に強い都市だという間違ったイメージが先行していた。2011年に発生した東日本大震災でも首都圏で起こった液状化問題が大きく報道された。新浦安地域では激しい液状化が起こり、地中にあった上下水道管が破壊された。水道の供給はもちろん、トイレも流せなくなった。特に、海浜幕張エリアJR駅付近では激しく液状化した。地震直後はこのエリアの中古マンション価格は、数か月後から下落を始め、数年で2割から4割も下落した。中古マンション市場では、売りたくても実需がなく買い手が現れない。そう考えれば、5%から10%程度は下落する可能性もある。今回の台風19号で分かったことは、電気室を冠水させてはいけないことだ。そして、堅固なシャッターを備え、浸水を防ぐことだ。いずれにせよ、タワマンという住形態は、電気が来ないと致命的な状態に陥ることが明らかになった。

|

« 韓国臨時政府債券の背景に旭日旗 | トップページ | 国際法を守ろうとしない韓国 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 韓国臨時政府債券の背景に旭日旗 | トップページ | 国際法を守ろうとしない韓国 »