クラウドコンピューティングは限りなく伸びる
昨日のニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均は反発し、前日比115ドル高の2万7186ドルと1カ月半ぶりの高値で終えた。取引開始時は、マイナスで始まったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)は、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを1.5-1.75%に設定。従来から0.25ポイント引き下げた。政策金利の引き下げは、今回で3会合連続、どうもこれに反応してニューヨーク市場の株価が最高値を付けた。FRBのパウエル議長は、利下げ決定後の記者会見で、「金融政策は良好な状況にあると、われわれは考えている」とし、「経済に関して今後入ってくる情報が引き続きわれわれの見通しとおおむね整合する限り、現行の政策スタンスは適切であり続ける可能性が高いとみている」と述べた。利下げを決めた背景は、今回の声明では9月会合時と同様に世界的な動向の影響を挙げた。パウエル議長は、貿易を巡る緊張や英国のEU離脱に関連したリスクに改善の兆しが見られるとも指摘した。議長はまた、利上げをするには、インフレ率が顕著に上昇し、それが持続することが必要だと述べた。要するに、今はインフレが抑制されているため利上げの必要はないとのことだ。また、この日朝方発表された7-9月の米実質GDPは、前期比年率1.9%増と、伸びは市場予想を上回った。この原因は、堅調な個人消費で、企業の設備投資の方は低調だとのことだ。これに反応したのか、後場に入りマイクロソフトやアマゾンの株価は上げ基調となった。そして、利下げにも関わらず、ドル円は円安基調だった。愚生の持ち株に限れば、昨年からアマゾン株の株価が停滞気味だ。愚生の目には、情報量の拡大でクラウドコンピューティングサービスである(AWS:Amazon Web Services)は、これからも限りなく伸びるだろう。そのクラウド分野でのAWSの世界的シェアは、33%前後で世界1位である。また、世界2位はMicrosoft(Azure)シェア13%前後だ。そう思ってこの二社の株をこれまで保持してきたが、ここ一年に限れば、マイクロソフト株ほどアマゾン株は、順調に上げてはいない。愚生の見当違いかもしれないが、当分は保持し続けようと思う。
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