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2019年10月 3日 (木)

名目が立たない金を貰えば懲戒解雇

Afr1909270033p1 世間の猛烈な批判で関西電力の記者会見が再び開かれた。しかし、関電の岩根茂樹社長の会見を聞いていて呆れてしまった。情報漏洩や常識を逸脱した金品を受領した説明があったが、「盗人にも三分の理」という程度にも及ばないものだった。愚生だけだろうか。こんな人材に、関西の電力事業を任せてよいのだろうかと思う。記者会見で明らかになったことは、原発立地町の有力者に踊らされ、犯罪もどきを繰り返した電力会社の実態だ。関電が明らかにした金品の受領総額は3億円超で、現金や商品券が多い中、米ドルや金杯などの品目もあった。スーツも1着の平均額は50万円という高級だが、返却されたのはわずか14着分だけだった。関電は曖昧な回答に終始したが、高浜原発を再稼働するまでに2度にわたって家庭向け電気料金を値上げした。この値上げした電気料金が原資となった原発マネーが還流した可能性がある。疑惑の発端となった高浜町の建設会社「吉田開発」は、売上高の半分以上が関電からの受注だった。岩根社長は「恫喝されて病気になった、という話が連綿と引き継がれ、自分も同じようになるのでは、という幻影におびえていたのではないか」と言うが、だから賄賂まがいの金を受け取って良いことにはならない。会長も社長も辞任の意思はないというから、この会社の役員は、相当重症だとしか思えない。取引先から名目が立たない金を貰った役員や社員は、すべて懲戒解雇に決まっている。関電の社長は、それが世の中の倫理規定だということを知らないようだ。情状酌量しても諭旨解雇相当だろう。

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