「プス女の自傷にはには付き合わない」
韓国では、GSOMIAを条件付き延長と言っている。一方、米国は「今後は韓日間の問題に仲裁者としての役割はしない」として一歩引いた。そして、GSOMIA終了の効力停止を「更新」と表現している。これは、米国は「GSOMIA問題はすでに決着がついた」と見なし、今後は米韓間の防衛費分担金を巡る交渉などに力を入れたい考えのだろう。韓国政府は韓日間の合意後「今回の協議が終わった後も、もし日本が輸出規制を撤回しない場合はいつでもGSOMIAを終了できる」と主張しているが、これは国内向けの方便だろう。今回の問題は、韓国が米国を引き入れて、有利な仲裁を求めたものだが、文在寅が恥をかいただけとなった。そして、「韓国がGSOMIAを延長したことで防衛費分担金に対する米国の圧力は弱まるのか」との質問には、それとは別問題だと言い切られた。米国は50億ドル(約5400億円)レベルの額を要求しているが、これは日本の分担金から考えれば妥当な金額だろう。韓国人の虫の良さというか、自分本位の考え方はどこからくるのであろうか。韓国大統領府は24-25日の2日間、自ら前面に出て日本政府との神経戦を繰り返したとある。しかし、日本側は、「韓国さん好きにしてよ」と、「ブス女の自傷には付き合わない」と無視していた。日本の経済産業省が両国間の合意を歪曲して発表したというが、これも韓国のいいがかりだろう。そして、日本政府当局者がこれに謝罪したということも真っ赤なウソに違いない。嘘を、息を吐くようにつく韓国人のことだろうから、またかという気だ。韓国大統領府で外交安保主席を務めた千英宇は「外交当局間で誰かが謝罪したかどうかは重要な問題ではない」「徴用問題が解決しなければ日本による輸出規制も解除されないので、この懸案の解決に外交力を集中させなければならない」と指摘する。韓国人のなかにも、内容の本質を正確に把握している人もいるようだ。徴用工問題など、いくら持ち出しても日本は相手にしないことが何故わからないのだろうか。泣く子は飴を一つ余計にもらえるという諺は、日本には通用しないことを悟るべきだ。韓国の文喜相国会議長は強制徴用問題の解決策として提案した「1プラス1プラスアルファ(韓日の企業と民間人による寄付)」を調停案だと思っているようだが、それでは日本が相手にしないことが分かっていないようだ。
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