入居者の基本的人権が守られている?
今月は、愚生の誕生月だ。若い頃は12月生れを何とも思わなかった。しかし、歳を重ねてくるとその干支で最後に満年齢が増える。同じ干支の同僚よりも歳が若い期間が長く、何か得をしているような気がする。若い頃、年寄りとは、長く生きてきたのだからもう少し研鑽を積んで賢くなるのかと思っていた。しかし、愚生自身も高齢者の範疇に分類されるようになったが、それは全くの間違いだったことに気が付く。身内の悪口は言いたくはない。ただ、愚生のお袋や兄を見るにつけ緊張感の欠如からか、痴呆が進んだのかと思いたいくらいだ。母も兄も虚言癖のある人だったから、人付き合いには苦労していたようだ。愚生もはっきり言って、血族でなければ付き合いたいとは思わない。しかし、日本の現法下ではそうゆう訳にはいかないのも事実だ。先月だったと思うが、母の入居する有料老人ホームに行ったところ、面会ができずS警察署の取り調べをうけたことをブログに書いた。S警察署員が、10人くらい介護施設に来て、東京から遥々来た愚生を母に会わせないようにした。愚生は、警察に必ずこのことを記録するようにといった。そして、仮に記録がなければ、隠蔽したと見なすと念を押した。理由を問えば、長男が愚生を母に会わせないように、老人ホームに依頼したからだと言う。しかし、どう考えても兄や施設に、愚生が自分の親への面会を断わる権限などはない。基本的人権を考えれば、そんな権限が施設や兄にあるはずはないと思うのが道理だ。施設内の規律書類の何に該当するのか説明を求めたが拒否された。警察にはそのこと必ず記録するように頼んだ。接見禁止命令が裁判所からでも出ていなければ、子が親に会いに来たことを国家的公権で止めることなどできない。このような問題は、施設や警察の中で、組織内教育が徹底されていないことが原因だとつくづく思った。本来は入居者の基本人権を守るべきあるはずの施設が、公的相続人の一方に加担し相手の兄弟が親に会うことを禁止する。このような行為は、施設が入居人の拉致監禁と訴えられてもおかしくない越権行為だ。その後、この問題で、幾度かS警察署や監督官庁に指摘し謝罪を求めた。その結果、謝罪と今後は迷惑をかけないとの確約を得た。いずれにしろ、組織内の教育がなされていなく、尚且つ当事者が常識的な知見をもちあわせないと揉め事になる。施設の話では、虚言壁のある兄が弁護士に確認したとか、警察に依頼しろと進言したからだという。しかしながら、介護施設は入居人の人権については高度な専門知識を持ち合わせるのが当たり前だ。警察も同様のはずだ。いくら弁明されても、彼らに責任があることは否定できない。しかし、原因を辿れば愚生の身内の話だ。そのため、今回の事件に対して、愚生は両者の刑事告発や民事訴訟での損害賠償を求めないこととした。疲れる話だったが、兄が何か疚しいことでもしているのかと勘繰りたくなる。
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