« 韓国には別腹で対応するしかない | トップページ | 入居者の基本的人権が守られている? »

2019年12月12日 (木)

朝鮮語自体が成り立たなくなる

Hangul_japanese_aiueo_004 韓国電子版新聞に、韓国で日本語「老舗」に代わる名称を公募したという記事が載っていた。朝鮮では、日本が併合するまでは公文書として漢文が書き言葉だった。今使っている「ハングル」文字は、日本が学校を造って普及させたものだ。奴隷制が施行されていた朝鮮では、一般庶民が読み書きなど必要とされていなかった。そういうわけで、近代語はすべて日本からの輸入したものだ。大和言葉の訓読みにあたる「オボジ」など朝鮮独自の言葉はあっても、訓読みなど高度な文化は発達しなかった。そういうわけで、朝鮮には漢字には音読み一種類しかない。愚生の会社の友人だった朴さんは、何故に日本語は一つの漢字に、いくつも読みがあるかと嘆いていた。近代文を漢字交じりのハングルで書き表せば、朝鮮語の中身が日本語と同じことがすぐにわかる。それを覆うために、朝鮮半島では戦後、漢字を減らしてハングル化して隠蔽した。その弊害が、同音異義の多発で混乱を起こした。つまり、表意文字を知らないから、文章の区別ができずに分かり辛くなった。話を戻すが、過去の物を徹底的に破壊する韓国では、「伝統」とか「老舗」に相当する自前の言葉はない。そう考えれば、伝統的な店も職人もないのだから、言葉だけを用意しても意味がないような気もする。今回の公募で、日本式漢字語表記「老鋪」(韓国語読みでノポ)に代わる新しい言葉に「イオカゲ」が選ばれた。「代々受け継いで続いてきた店が今後も続いていくことを願う」という意味だそうだ。愚生に言わせれば、「老舗」だけではないだろうと言いたい。韓国には近代語がなかったため、日本の言葉を輸入して今まで使ってきた。それは近代国家になるまで、言葉自体が必要でなかったからだ。日本の併合を経てようやく半島は近代化を成し遂げた。これまで親しんできた日本語を廃しても、説明されなければ意味が分からない造語が定着するだろうか。日本語を無くすなら、会社、学校、道路、文化、科学、法律、鉄道、運動・・・など多くの日本語由来の単語はどうするのだろうか。これらを廃止すれば、朝鮮語自体が成り立たなくなる。短絡思考の文在寅のGSOMIA対応と同列なものに見えてくる。

|

« 韓国には別腹で対応するしかない | トップページ | 入居者の基本的人権が守られている? »

支那・朝鮮」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 韓国には別腹で対応するしかない | トップページ | 入居者の基本的人権が守られている? »