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2020年1月 5日 (日)

インチとミリ表記では、センサーサイズが違う

 

Yurai_20200105092301  カメラは、レンズから覗いた以上に、綺麗な写真は撮れない。そして、撮像素子の解像度以上に、正確に描画できない。当たり前といえば、それまでだ。デジタル技術の革新で、どんどん半導体の集積度が上がる。そして、記録撮像素子も大型化されたものが開発されてきた。日本はメートル法の国だが、撮像素子の大きさを表すときはインチ表記が多い。そして、インチで表される大きさと、メートル法のミリで表記されるセンサーサイズが食い違う。センサーサイズ型は、以前は何インチと呼ばれていた。例えば、「1型センサー」は、以前は「1インチ」と言われた。ただ、それではどこが「1インチ」なのかと問えば、縦も横も斜めも1インチではない。「1型センサー」の大きさは、「13.2mm×8.8mm」で、対角線の長さを計算しても「約15.8mm」にしかならない。1インチ「25.4mm」とは全く関連した長さではない。なぜ、こんなに違った表記なのかといえば、昔は、放送局などで使われているカメラなは、CMOSやCCDセンサーではなく撮像管「アナログ的な真空管」だった。その撮像管の太さ「何インチ」で、描画の能力を表記していた。その後、半導体のCCDに取って代わっても、センサーサイズの表記として、もし同じ受光面積を持つ撮像管を作ったら「1インチの太さ」になるという意味で「1型センサー」と表記される。そのため、1型の場合、実際には1インチより小さい。〇型で表記しているものは、すべてそうだ。4/3型でも1/2.3型でも同様だ。CCD・CMOSの画像の大きさは、1mmを10×10ピクセルで表する。そして、このくらいの大きさが1mm×1mm となる。
以下、市販されているカメラやスマホのセンサーの大きさを示す。ただ、イメージセンサーの周辺部分は利用されない画素も存在する。そのため、面積はセンサー全体ではなく、有効な受光面の面積で表す。

中判デジタルカメラ(商業写真)
中判CMOSセンサー
43.8×32.9 mm
1441.02mm2

フルサイズデジタル
35mmフルサイズ
36×24mm
864mm2

APS-Cデジタル
APS-Cサイズ
23.6×15.8mm
372.88mm2

オリンパス・パナソニック
フォーサーズ(4/3型)
17.3×13mm
224.9mm2

ソニーサイバーショットRX100
1型
13.2×8.8mm
116.16mm2

コンパクトデジカメ
1/2.3型
6.2×4.7mm
29.14mm2

iPhoneXS・XR・11
1/2.5型
5.7×4.3mm
24.51mm2

iPhone 5s・6・7・8・X
1/3型
4.8×3.6mm
17.28mm2

以上、撮像素子の大きさを比較すれば、スマホとコンパクトデジカメの差がなくなってきている。そのため、コンデジが売れなくなってきたことが容易に理解できる。デジカメを買うなら、1型以上にしないと、顕著な差は出にくい。デジカメの選択は、明るいレンズで1型以上の機種にすべきだと思う。ところで、最近のカメラは性能がよく、眼鏡の奥の皴一本一本にまでピントが合う。愚生はあまりの描画性能に感激する。しかし、被写体の女性からは、ひんしゅくをかう。愚生の論理で言い返せば、被写体さえ良ければカメラ性能など、どうでも良い。そして、美しい被写体を探すことが、手っ取り早く良い写真が撮れる。

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