マイクロソフトに再び日が当たりだし
米インテルは昨日、2020年1-3月(第1四半期)と通期の売上高で強気な見通しを示した。パソコン需要が堅調で、企業向け購入が回復したこという。そういえば、Windows7のOSのサポートが終了した。それもあって、パソコンの買い替え需要が大きいのだろうか。いずれにしても、2020年通期売上高は、アナリスト予想平均722億ドルを超えるようだ。昨年10-12月(第4四半期)の売上高もウォール街の予想上限を上回ったことから、実需が強い。S&Pとナスダックはほぼ終始マイナス圏で推移していたが、取引終盤にプラス圏に回復した。インテルといえば移動端末通信のスマホに主役が移る前は、wintelといって勝ち組の象徴だった。intel insideというロゴが懐かしい。intelのCPUは、MSB(most significant bit)が7bitに割り当てられ、LSB(least significant bit)0bitだった。そのため、エンジニアだった愚生には、IBMのコンピューターと真逆に感じて、電卓のLSI-CPUだと矮小化してみていた。そのため、愚生の回路設計では、IBMと同質のモトローラー系CPUを好んで用いた。しかし、その後の趨勢はインテルの圧勝だったため、最初はおかしいと思ったMSBとLSBの定義も真逆が常識となった。そして、勝てば官軍というように、一般化してしまった。そのインテルもWindowsが移動端末の主役から降りると、陰りが見えてきた。ただ、基幹系サーバーや企業内では未だに第一線のコンピューターとして稼働している。そして一部はLINUXに移行したとしても健在だ。最近はウェブサーバーのクラウド化やアプリケーションサーバーのクラウド化に伴い、パクリックやプライベートシステムでもクラウド化へ移行が盛んになり、マイクロソフトに再び日が当たりだした。落日だったアップルコンピュータ(現アップル)が復活したのと同じ道を辿るのだろうか。
ナスダック総合 9402.48
S&P総合500種 3325.54
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