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2020年1月 7日 (火)

半島越しに変な言い掛かりをつけるな

000cf1bdd02210a588e34a 韓国電子版新聞に、安倍首相が乗っていた政府1号機を安値で売却して「恥さらし」という記事があった。韓国が安倍首相を嫌うのは分かるが、「恥さらし」とはいったい何なのだろう。日本語の使い方を間違っているのかと疑った。日本政府は1992年から使ってきたボーイング747-400型機2機を、昨年4月にボーイング777-300ER型機に交代した。その政府専用機2機のうち1機が処分当時よりも、4.6倍の高価で米国売買サイトに登場しことらしい。読売新聞が6日に報道した。同紙によると、自衛隊は昨年3月退役した政府専用機2機を、国内のリサイクル業者に13億円で売却した。1機あたり約6億5000万円に相当する。ところが米国の企業に転売された1機が、米国の航空機転売サイトに約30億円の価格で売りにだされた。読売新聞によると、該当サイトには「最高水準のメンテナンスが施されており、新品同然」という説明がつけられているという。ただ、民間企業が航空機を運用するには、一般自動車の定期検査と同じような検査証明が必要だ。政府専用機の場合はこれを取得していない。証明取得には長い時間がかかるため、政府が速やかに処分したという。いろいろ見方はあるだろうが、何故に安倍首相が恥をさらしたという記事になるのか理解に苦しむ。747型は古い飛行機で、大半がスクラップになっている。クラシック機を持っていても、乗用車と同様にメンテナンス費用に金がかかる。そういう韓国も、747-400型を持ってはいるが整備不良で故障続きだ。批判する韓国では、未だに二世代前のボーイング737-300型を使っている。そんなお粗末な国が「恥さらし」と他国首相を揶揄する資格があるのだろうか。いずれにしても、メンテナンスを施した費用や米国までのフェリー費用、保険料、手数料なども経費算入すれば、それほど乖離した価格だとは言えない。また、アメリカ軍関係者なら、日本の自衛隊がメンテしていたと聞いただけで、オークションで付加価値がつくのだろう。日本で飛んでいた飛行機は、整備が行き届いたプレミアム製品であるのかもしれな。例えば、米軍は日本の退役したF16を買って練習機として売るという。日本が整備したものは、日本人の想像以上に海外では信頼性が高いようだ。日本製中古自動車も、海外では高値で取引される。韓国製ではあり得ないことだ。現代起亜車は、ここのところ少しずつ総売上を落としている。それは、中国市場での売り上げが毎年大激減しているからだ。その理由の一つは、トヨタ車は数年乗っても中古市場で高く売れる。一方、韓国車は中古市場で二束三文の価格しかつかないからだ。政府専用機の件も、日本人のメンテナンス力や日本人の優秀さは、日本人が考えるより高く評価された結果なのだろう。半島越しに、変な言い掛かりをつけるなと言いたい。

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