各国の処置は、事実上の中国の隔離策
米政府は、新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向け、震源とされる中国・湖北省に渡航した米国民を強制的に隔離する。また、過去14日間に中国に滞在した外国人の入国を拒否する。さらに、米国民に中国に渡航しないよう勧告した。ロシア、英国、スウェーデン、イタリアでは、初の感染例が報告され、少なくとも25カ国に広がった。人から人への感染例も日本、米国、ドイツ、ベトナムの4カ国で確認された。ロシアは、国内で感染者が確認されたことを受け、中国への直行便の運航を制限する。シンガポールは、中国人旅行者や中国を最近訪れた外国人旅行者の入国をすべて禁止する。イタリアも中国便の運航を当面停止すると発表した。今回の新型コロナウイルスは、感染拡大による中国経済への打撃が不可避だろう。愚生もこの爆発的な感染の広がりをみれば、お金はともかく、中国への行き来は激減すると思う。武漢市で事業を展開する企業も、当面の間は工場の閉鎖や停止をするという。新型コロナウイルスの震源地とされる湖北省では、武漢市を中心に車両の通行が事実上封鎖されているというから経済活動などは無理だ。やはり、武漢市の感染抑制に向けた初動対応の遅れがお尾を引く。間接的には、日本のディズニーランドなどの遊戯施設や中国人観光客が散財するパリの高級小売店も大きな打撃を受けている。愚生には、この先の感染拡大のことは分からない。しかし、過去を振り返れば、暖かくなってウイルスの活動が停滞するまでは続く気がする。ただ、人からの感染はあるが、物を媒介した感染は少ない。そう考えれば、中国人旅行客などに関係したビジネスでなければ、当面大きな打撃はないと期待したい。各国の処置は、事実上の中国の隔離策だから、中国経済にとっては大打撃だ。それにぶら下がる虎の威を借りる鮮半島の国も同様だろう。因果応報というか、天罰なのだろうか。
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