サラリーマンの対策は十分な睡眠の確保
新型コロナウイルスの影響で、東京マラソンの一般参加が中止になった。拡大一途の新型肺炎だが、サラリーマンはどう対処すればよいのだろうか。愚生の勤め人時代のことを思い出してみる。家から会社までは、公共交通機関の密閉された満員電車で通勤するしかない。また、店頭で販売されるマスクは、高級品を除いて在庫切れで店頭では入手できない。首都圏のサラリーマン通勤地獄は、経験者は知っているだろうが、花見の屋形船程度の混雑ではない。屋形船やクルーズ船で即感染するなら、満員電車ではウイルスの飛沫が飛び交うから確実に感染するだろう。こんな状況下で、新コロナウイルスをから逃れるすべは、あるだろうか。厚生労働相は17日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染予防に向けた「相談・受診の目安」を公表した。風邪の症状や37.5度以上の熱が4日以上続くか、倦怠感や呼吸困難がある場合は、全国の保健所などに設けられた「帰国者・接触者相談センター」に相談するよう求めた。持病がある人や妊婦、高齢者は症状が2日程度続く場合は相談するよううながしている。要するに、院内感染を防ぐために、風邪をひいてもすぐには病院に行くなという指示だ。しかし、これではサラリーマンの満員電車対策にとって、何の享受も与えない。満員電車の窓の開閉空間はどうすればよいのだろうか。口や目にウイルスが接触できないようにしろと指摘するが、具体策はどうするのだ。手すりやつり革を触ったままの手で口や鼻に触れるなという。しかし、満員電車で吊革につかまるなというのは無理な話だ。不用なら、社内に吊革などないはずだ。それとも、手袋着用で満員電車に乗れというのだろうか。それでも、若い女性が長い髪の毛を直したりして、無意識に頭を振ったりすれば、近隣の人の顔に当たることもある。また、社内で見ているスマートフォンに、第三者の咳の飛沫が付着する恐れもあるだろう。定期的なスマートフォンの消毒も必要な気がする。そう考えれば、愚生のような退役職業人は家に居て動かないのが一番だ。移動するにしても、新コロナウイルスの心配がない自家用車が一番安全だろう。感染した屋形船のケースをみると、感染者と同じ空間にいたからといって全員が病気になったわけではない。感染する人は、やはり免疫力が不足な愚生のような高齢者が多い。若者は感染しても、すぐに症状が出る人は少ないようだ。そう考えれば、免疫力を高めるために、満員電車に乗るサラリーマンがコントロールできる部分は、十分な睡眠の確保ぐらいしかないようだ。しかし、ウイルスから身を守るには「しっかりと寝る」ことしか対策がないというのでは、心もとない気がする。
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