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2020年2月10日 (月)

公共性の高い名前の変更は迷惑

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  新聞に国公立大学の倍率が載っていた。偶然ふと目を置いた地点に、東京都立大学という名前があった。東横線にも都立大学という駅はあるが、その場所に学校はない。どうも公立大学法人「首都大学東京」(本部・東京都八王子市)が、大学名を2020年4月から変更するらしい。兵庫県篠山市は住民投票を経て、市名を「丹波篠山市」に変更した。ここにきて名前の変更が相次いでいる。理由はともかく、駅名、大学名、地名などの公共性の高く地域の暮らしに溶け込んでいる名前を頻繁に変更されると周りは迷惑する。特に大学名を変更すれば、卒業生などは自分の母校だとは思わないだろう。歴史がある場合は、なおさらだろう。東京教育大学→筑波大、教駒→筑駒、武蔵工業大学→東京都市大学、その他、合併で生まれた東京海洋大や男女共学になって女子が消えた大学も多い。公共性のない名は、もっと頻繁に変わるようだ。2008年に松下電器産業が社名をパナソニックに変更、富士重工業がSUBARU、富士機械製造がFUJI、旭硝子がAGCへそれぞれ社名を変更した。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」が社名を「ZOZO」に変更した。知名度のある社名はマーケットにも好都合なのだろうか。名前の持つ印象は、会社のイメージを大きく変えるだけでなく、売り上げやブランド戦略にも影響を及ぼすという。そういえば、「昭和」から「平成」に変わったときは、地名に新元号を取り入れる地域も続出した。30年間の間に「平成」を冠した大学も多く生まれたのではないだろうか。「昭和」に変わったときは「昭和」という地名が全国各地に20以上も登場した。今でも、東京都北区昭和町、愛知県名古屋市港区昭和町などその多くが現存する。「平成」に変わったときにも、全国約10地域に「平成」の名がつけられたらしい。「首都大学東京」の校名変更については、就職活動に不利などの理由もあったらしい。しかし、もとの名前に戻すというが、旧東京都立大の卒業生はよいが、東京都立科学技術大学、東京都立保健科学大学、東京都立短期大学の卒業生はどう思うだろうか。一校の名前に変えて戻したことで、縁もゆかりもなくなってしまうと感じただろう。大阪府立大と大阪市立大は、大阪公立大という呼称になるのだろうか。石原慎太郎も首都大学東京などという変な大学名にせずに、東京公立大とすればよかった気がする。

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