業者は6掛けでしか買わない
最近、武漢ウイルスのせいで外出することが減った。そのせいで、床屋に行く機会がないためか髪が伸びすぎた。床屋と言ってもQBの平日会員のため1100円で済む。かみさんと違い、こういうことには金を使わない。長い間生きてきたことで、いろんな経験をしてきた。年金生活ではサラリーマン時代の苦労や不安に比べれば、緊張感をもって生きることが少ない。確固たる目的も持たずに、飯を食って酒を嗜んでいる。ありがたいと感謝しなければならないのかもしれない。身内のごたごたで、マンションを至急に調達しなければならなくなったが、なにか張り合いがでてきて苦にならない。やはり、人は自分の必要性を持たずに生きることはできないのだろうか。今回、外界と触れ合うことでいろいろな情報が入ってきた。愚生宅近くの売り地がいつまでも売れない話をしていて、不動産屋に教えられることが多かった。坪94万円で売れないため、地主は→84万円→78万円とさげている。愚生がこのご時世だから60万円くらいなら業者の買い手つくのではと話をむけると、それでも無理だろうという。不動産屋の話では、業者は6掛けでしか買わないという。つまり、50万円以下でしか買わないようだ。現実は厳しい世界だと知らされた。今のように株が下がり、不動産不況ならさらに安くなるかもしれない。不動産売買は、相場観より需給の取引相場環境の方が大きいようだ。そう考えれば、いま出ている売り出し価格では取引は成立しない。介護施設の入居金つくりに土地を売却しているお年寄りには気の毒だ。人は自分に都合の良い情報しか頭に留めないことが多い。昔の高値の土地価格しか頭にないなら、買い手はいつまでたってもいないだろう。こう考えると、不動産を利回り物件と捉えなければ、その正確な価値が分からない。これまで、ずいぶん土地やマンションの取引を経験したが、大幅に値引きをしてくれたのは離婚した元夫婦相手だった。やはり、清算を早期にして嫌なことを思い出したくないのだろう。今回の相手は、相続で引き継いだ物件だという。どうだろうか。
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