不動産を買う奴は馬鹿しかいない
昨日は疲れた。身内の事情から、マンション購入の必要が出てきた。明日までに、結論を出さなければならない案件だった。朝一番で、ネット検索して地域の家賃相場とマンション販売価格を調べた。J-REITも大幅下落だから、不動産に明日はないという環境だ。今不動産を買う奴は馬鹿しかいないと思っていたが、愚生がその輩になってしまった。不動屋の店員の車に同乗して、物件を見に行った。その物件は、オレンジ色タイルが外装のライオンズマンションだ。外装の劣化は少なかったが、室内は荒れ果てた状態だった。どうもこの物件が売れないのは、業者ならもっと買い叩くような金額だ。一方、素人の入居者であれば、いったいどうやって内装を修復するか腰が引けてしまう状態だ。愚生がこれを修復して住めるような新品状態にするには、水回りを含めた全面修復が必要だと思った。転売業者が修復して利益を上乗せするのに比べ、自分で工務店に作業させた方が安い。愚生には、良い物件だと思った。ただ、武漢ウイルス問題で内相業務の仕事が止まっているとのことだ。トイレ周りは部品が入ってこないため工事ができないようだ。ライオンズマンションの特徴と言えば、管理費が高いことだ。物件の賃貸相場から試算すれば、修復諸経費も含めて表面利回り10%に少し切れる価格のため割高感はない。そのため入居人の了承を取って購入しようと思った。今回のことで思ったことは、賃貸物件の修理費は馬鹿にならない。少しでも汚れが付いていれば、入居人は集めにくい。愚生もワンルームマンションを持ったことはあった。思い出せば、エアコンの故障や壁紙の張替え、浴室の修理と出費が嵩むと賃貸料が飛んでしまうことが多かった。多くの賃貸アパート建設が進んできたが、将来はどうなるのだろうか。フルローンで投資などでは、キャシュフローが出ないのではないのだろうか。
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