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2020年3月 4日 (水)

自分に都合の良い情報だけを耳に入れる

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日経新聞に、「オリエンタルランド、臨時休園でみせた『優良株』の意地」という記事があった。いったい何のことかと思えば、新型コロナウイルスの拡大を受け、東京ディズニーリゾートは臨時休園に入った。複数の営業日にわたって休園するのは東日本大震災以来、約9年ぶりだ。当然、休園による2020年3月期業績への影響は避けられない。しかしながら、運営するオリエンタルランドの株価は底堅さをみせていることについての記事だった。愚生は優待券狙いで、オリエンタルランド株を持っている。この記者もそうなのかという気で記事を読んだ。その内容とはとは、OLCは2月28日の午前11時30分に休園を発表した。しかし、午後の取引再開直後には前日比5%安まで下げる場面があったものの、買い戻しが入って終値は1%高となった。翌営業日(3月2日)は、約1年2カ月ぶりの上昇率となる5%高で取引を終えた。愚生は120万円以下になれば、年間120万円を上限とする少額投資非課税制度(NISA)口座向けに、個人投資家の買いが入ると思っていた。確かに、100株以上保有していれば、東京ディズニーランドか東京ディズニーシーのどちらかで使える「1デーパスポート」が配られるからだ。銀行に定期預金しても、一年につく利息は約8円しかない。それなら、優待券と配当2200円くらいがあるオリエンタルランド株の方が良い。買った投資家は、永久ホールド組が多いから売りは出にくいため、株価は割高だが下がらない。そして、東京近郊に同様なものを造る場所などはない。臨時休業はOLCによる2020年3月期予想の下押し材料になるのは避けられない。しかし、東日本大震災直後の2011年には3、4月に休園した。その際は、2011年3月期に「災害による損失」として97億円を計上した。このうちの約半分がTDRに関する固定費だったと見れば、今回の従業員の休業保証もあるため、以前より軽微なのではないのだろうか。TDRの場合、行けなくなった日の分を別の日に振り替えて来園する傾向が強いという。2019年10月の台風で週末に休園した際も、再開後の翌週は2日連続で入園制限がかかるほどの来園があった。2020年4月には大人の1日チケット料金を7500円から8200円に引き上げる。単価上昇に振替入園が重なれば「来期業績にはプラス要素になる可能性がある」との見方ある。これまでOLCは安定成長株の代表格とされ、2010年代の10年間で株価は9.7倍に上昇した。これまで経験則ならば、株価が大きく下がることはない優良成長株だという。一般的に、人は自分に都合の良い情報だけを耳に入れる傾向がある。愚生もそうなのかもしれない。愚生は、オリエンタルランド株が4分割される前に買った。2016年ごろに大きく下げたこともあったが、長い目でチャートを見れば右肩上がりの優良株のように見えるのは、愚生だけだろうか。

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