上から目線の乞食に施しをする者
武漢ウイルスの感染拡大で世界的経済危機の可能性が高まりつつある。過去の通貨危機では、外貨流動性不足が起きた。1997年の通貨危機と2008年の金融危機当時、外国人資金が韓国市場から資金を引き揚げて株価が暴落し、ウォン相場が急落した。その結果、外貨流動性不足が起き実体経済が悪化した。今期の武漢ウイルスで、韓国の為替市場と債券市場で、当時のようなドル不足の兆候が現れてきた。韓国銀行によると、企業もドル調達が難しくなってきているという。それは、海外投資家が韓国社債の投資を敬遠しているためだ。アジアの投資適格社債と米国債間の金利格差は、武漢ウイルスの感染拡大後に金利が1.90%と広がった。ナッツリターンで有名な大韓航空は、先月3億ドル規模の社債の発行を取りやめた。韓国鉱物資源公社の3億豪ドル、韓国石油公社の5億ドルの海外債券発行も同様に取りやめた。石油公社のグローバル格付けは韓国政府と同じ「AA」と評価されている。この優良企業までが信用が無いようだ。韓国の外貨流動性不足は深刻だ。韓国与党は「米国をはじめとする主要20カ国と通貨スワップを積極的に締結することを政府に提案することにした」という。しかし、相手国があることだ。2008年に2600億ドル水準だった外貨準備高が2005億ドルまで落ち込んだ時は、300億ドル規模の日韓通貨スワップで外国為替市場の崩壊を防いだ。その後、韓国は通貨スワップを日本が頼んだから締結したと、恩義を忘れた発言をした。今回、韓国からの通貨スワップの物乞いに、日本が易々応じるとでも思うのだろうか。どうして「韓国が希望すれば締結できる」という発想が単純に出てくるのだろうか。上から目線の乞食に施しをする者がいるはずもない。韓国の金融危機を救済するために、ドル融通を日本にお願いされても困る。約束を守らない相手に金を貸す馬鹿はいないだろう。韓国はIMFにお願いするしかない。日韓には日頃からの信頼関係はない。韓国は、平時は嘘つき、約束破り、裏切りを常習とする。日本に不信を抱かせていて、自分が困った時だけ「助けてぇ~」とは虫が良すぎる。どんなお人好しでも助ける気にはならないだろう。日韓通貨スワップを延長しなかった際に、韓国が大見栄切ったことを忘れたのだろうか。恩を仇で返す様なことをするから、温厚な日本人も堪忍袋の緒が切れた。それならば。米国に締結してもらおうという韓国人の自信は、一体どこから湧いてくるのだろうか。米国も簡単には応じないだろう。ちなみにウォンは昨晩も急落して、危険ラインの1250ウォンまであと20ウォンに迫っている。朴槿恵や文在寅は自己が困ったときは物乞いし、調子が良い時は大口を叩く蝙蝠外交だ。
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