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2020年3月 3日 (火)

換金性の悪い実物資産は必要最低限に

200104-1
日の米国株式市場は大幅上昇して取引を終えた。前週の一週間の株価急落を受け、大きく反発した。主要中銀が新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響に対応する用意があると表明したことで、安心感が広がったことが上昇の原因だとの解説がつく。こういう後講釈には、うんざりする。愚生は、株価が上がりたいから高くなったのだと思う。理由などは考えない。主要株価3指数は、取引終了の数分前に上げ幅を拡大した。ダウ工業株30種は5%超、S&P500種とナスダック総合は4%超値上がりした。上昇率はダウが2009年以来の最大だ。S&Pとナスダックは2018年10月のパウエル就任直後の大暴落後の上げ以来の値幅だ。前週には1週間で2008年の金融危機以来の大幅な下げを記録していたから、株価はジェットコースターのようなアップダウンだ。日本でも狼狽売りで、株式市場は大混乱している。ただ、S&Pは2月19日に付けた終値ベースでの最高値を依然として8.7%も下回っている。この日はアップルが9.3%急伸したが、終値ベースの最高値からは9%近く下落している。マイクロソフトも172.79ドルまで回復したが、ザラ場に付けた190ドルの高値からは、やはり9%くらい低い。一方、日銀の黒田総裁は、日銀として「今後の動向を注視しつつ、適切な金融市場調節や資産買い入れの実施を通じて、潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく方針」を示した。FRBのパウエル議長も28日に声明を発表し、景気の下支えに向け適切に対応すると表明した。こういう統制相場だから、投資家も御上の顔色を見て態度を豹変させるようだ。今日の日本の株式市場はどうなるのだろうか。上昇で始まることだけは確実だろう。今回の株の下げで思ったことは、株が下げると同時に不動産も大暴落するということだ。要するに、安全な資産などという物はないということだ。ただ、換金が容易な金や株、リートなど時価が日々わかるものは、純資産がはっきりしていてよい。そであれば、安全とは資産の透明化だろう。換金性の悪い実物資産などは価値が分からないから、必要最低限にすべきだ。

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