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2020年3月26日 (木)

ショック安こそ最大の買い場

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愚生の歳になると、老後資金の問題で危機感を持ち始める。いったい、いくらあったら良いのだろうかと。老後を子供たちに迷惑をかけたくないし、その度量も彼等にはないだろう。今回の相場急落で、夜も眠れないほどの不安を感じている人もいるだろう。一方、千載一遇の儲けの好機と捉える人もいる。SNSのメッセージなどで「一度売却すべきでしょうか?」「これまで蓄えた利益が全て吹っ飛びました」「投資でもうけようと思ったこと自体を反省しています」といった意見などが書き込まれている。そもそも、日経平均株価が1日に1128円も下がり、NYダウが2997ドルも下がるという相場状況は異常だ。1カ月ちょっと前まで2万9000ドル近辺だったNYダウは3月23日には1万8591ドルまで下落した。同様に2万3000円近辺だった日経平均株価も3月18日には1万7000円を割った。そして、為替相場も激しく乱高下する。特に3月9日には1ドル=101.2円まで急激に円高が進んだ。愚生もJ-REITの暴落を見て利回りから考えて買いに走った。みるみる投資した資金が溶けていったのには肝を冷やした。その後の短期的な逆暴騰で息を吹き返した。今回のような株価が大きく動くときは、利回り商品などの積み重ねた利益などは吹っ飛んでしまう。例えば、個人型確定拠出年金に投資して数年で10%超の成績で運用できていても、今回の下げで完全に元本割れのケースもある。素人に限らず、機関投資家など世界中の運用のプロも同様だろう。相場全体が急落する中で、1人だけ大勝ちし続けるなど至難の技だ。今回、相場に不慣れな人は狼狽売りしてJ-REITをたたき売ったりしただろう。一方、武漢ウイルスでオフィスビルの家賃が減るのはおかしいと思った人は、肝を据えて拾いまくっただろう。愚生もこうした金融危機は何年かに1回起こるが、数年後に元に戻るころを経験で知っているから後者だった。NYダウを見れば、ITバブル崩壊は約4年、リーマン・ショックも約4年で、チャイナ・ショックでは約10カ月で元の水準に戻した。いずれにしても、心理的に相場が上がってきた時に高値で買って、相場が暴落すると怖くなって、安値で売ってしまうのでは儲からない。「ショック安こそ最大の買い場」という相場の格言を思い出す。

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