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2020年4月11日 (土)

愚の極みだと思うが、しょうがない。

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今週は何かと忙しかった。サラリーマン時代は、忙しいというと、自分の能力の浅さを勘繰られると思い、言ったことはなかった。そう考えれば、今はシルバーライフの最中で毎日が暇だ。ここ一週間は、すべき予定があったというのが正しい。内輪の事情で、中古マンションを購入することになった。愚生にとって不動産の売買は、若い頃から何回も経験している。そして、この所はローンを組まずにキャシュで購入する案件ばかりで、楽しい仕事だった。不動産仲介業者を顎で使って、細々とした仕事をやらせる。意に添わなければ、3%+6万円も支払っていると高飛車に叱責する。司法書士もそうだが、いつも思うことは手数料が高い。愚生の場合は、ネットで予め購入する物件を決めているから、仲介業者を雇うのは価格交渉を頼むためだけだ。売却する場合は仲介業者がいなければ無理だろうが、購入は楽だ。こちらの万能な紙幣と相手の負動産と交換する行為だからだ。一度、紙幣と交換したら、簡単には元に戻せない。そういう理由もあって、愚生は不動産を資産とは見なしていない。買い手がなければ、そこらに落ちている石ころと同じだ。田舎の土地を考えれば、当にそうだろう。日本には、九州の面積に相当するくらい、持主不明な土地があるという。愚生の近隣に住む人も、介護施設に入居するお金が不足なのか土地を売りだしている。こここ一年ぐらいで、坪94万円→84万円→74万円→69万円と値段を下げても売れないようだ。東京郊外といえ、実需はあるが値段設定が合わなければ売れない。ましてや、この武漢ウイルス騒動の真最中に土地を急いで買う理由はない。これから不動産は大暴落するとの市況で、購入者希望者は限りなく少ないだろう。愚生の知り合いでも、田舎の土地を坪一万円で売りだしても売れていない。少子高齢化が進む中、日本の土地など、よほど利便性が良くなければ購入者は現れない。都心のタワマンも投げ売りが始まって買い手不在だと言われる。この時世に中古マンションを買うなど、愚の極みだと思うが、しょうがない。

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