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2020年4月22日 (水)

キャッシュフローが見込める優良企業

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ブルームバーグに、「ヘッジファンド、そろりリスクオン」と言う記事があった。溺れる者は藁をもつかむという格言通り、愚生に都合のいい情報には耳を傾ける。暴落で大打撃を受けたヘッジファンドの一部が、そろりとリスクオンに動いているという内容だ。そのネタは、武漢ウイルスでの流行が米国一大感染地で峠を越えたとの見方からだ。ここ2週間は、株式の一部銘柄に買いが入ってきている。投資先銘柄としては、事業が堅調で今後もキャッシュフローが見込める優良企業だ。そして、保険としての反対売買では、インデックス指標や業績の悪い企業をショートしている。米国のヘッジファンドは、グロスでもネットでもレバレッジが上昇しているというから、強気に転じているようだ。その証拠に、コンピューターのシステム取引を活用するファンドも、株の買い手に回っているという。そういえば、アマゾンの株価など、上下しながらも最高値を更新し続けている。ただし、インデックス・通貨・金利に投資するグローバルマクロ型のヘッジファンドは売りを継続だという。やはり、どんな時でもキャシュリッチな企業の株は安心・安全資産なのだろう。そう考えれば、愚生の持つ銘柄が頭に浮んで、心穏やかになる。短期的にはこれからも、不安定な相場展開が続く可能性が高い。しかし、ファンド勢は少しずつ買いを増やしている。そして、武漢ウイルスを巡る極度の不安は後退したという気運になってきた。武漢ウイルスの感染拡大ペースの鈍化で、ポジションを再構築していくにつれて、リスクオンになっていくようだ。QE4の米ドルバラマキ政策による不景気の株高は再来するのだろうか。愚生は、人生観として「堪え難を耐え、忍び難を忍ぶ」という言葉が好きだ。原油価格が10ドルに近づく今、当にそういう心境だ。

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