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2020年4月19日 (日)

マスクの争奪戦が起きている

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武漢ウイルスの感染が拡大する欧米諸国を中心に、マスクの争奪戦が起きているという。愚生も日本のフリーマーケットからの販売が中止になってからは、マスクの入手が困難になっている。早朝から、ドラッグストアに並んだとて、買えるという保証はない。というより、武漢ウイルス下での時間の徒労に終わってしまう。そういう理由もあって、アマゾンから中国の業者に発注している。これまで300枚発注したが、100枚は販売元の業者からキャンセルされた。そのため、もう一度別の中国の業者に100枚発注した。過去に註文したマスク200枚は、ずいぶん時間が経ってから、ようやく到着した。一時は諦めていたが、中国の物流も一応は動いているようだ。今回も、業者から発送連絡は来たが何時つくのだろうか。NHKのニュースで報道されていたが、マスクを作ろうにも中国から原材布が買えないという。そして、原材布も価格が高騰して、採算が合わないらしい。日本でのマスクの生産量は、1億枚/月というから、国内生産された物を調達することは皆無に近い。時間がかかっても、中国に発注するしかない。逼迫の理由は、日本ほど一般の人がマスクを着用する習慣がない欧米からの引き合いが多いためだ。トランプ米政権は、武漢ウイルスの感染拡大を阻止するために、米国民にマスク着用を勧めるように方針転換した。そして、朝鮮戦争中の1950年に制定された「国防生産法」に基づき、マスクなどの不当な輸出停止を命じた。その結果、マスク確保をめぐっては、激しい争奪戦になってしまった。例えば、ドイツの首都ベルリン市が市警察用に発注した20万枚のマスクが、タイ・バンコクの空港で米国行きに変更された。中国の工場で製造されてバンコク経由で空輸されるはずだった物が米国に行き先を変更された。また、フランスでは自治体に配布予定だった中国からのマスクが、発送直前に外国人業者に買い取られたことも発覚した。米国がなりふり構わずマスク確保を進めていることが原因だという。中国からマスクの輸送が遅れる理由に、中国当局が医療関連物資の輸出に許可制を導入し、管理を強化したことも一因だ。これは、輸出先から粗悪品との苦情に対応するためだが、物資が不足する海外への輸出が大きく遅れる原因になっている。世界で約半分のマスクを製造する中国がこのような状況では、安定に確保することは程遠い。買える時に大量に、抱え込むしかないと思っている。愚生の予想だが、今年いっぱいはマスクが店頭で平時の値段で買えない気がする。日本国内では医療用サージカルマスクが当面、約2億7千万枚不足するとみられている。そういえば、愚生宅にあるマスクも多くはサージカルマスクだ。販売元は、何処から、どういう手段で入手してきたのだろうか。

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