売るなら早期に処分すべき
今日は、ソフトバンクグループが引け後に2020年1月なら~3月期の連結決算を発表する。新聞によると、最終損益は約1兆4000億円の赤字だと予測する。愚生には、どの数字も気が遠くなるような大きな値だ。良きにつけ悪しきにつけ、孫正義氏の偉大さを思い知らされ得る。他人事だが、今後の資金繰りはどうするのだろうか。運用額10兆円のビジョン・ファンド事業が赤字では、先行きが不透明すぎる。決算は、2020年1~3月期まで3四半期連続の赤字となったようだ。損失は、武漢ウイルスだけの理由ではないだろう。確かに、市場環境の悪化で、何処に投資しても、投資先の企業価値は下落しただろう。かの有名な投資家、ウォーレン・バフェット氏も5兆円の赤字というから、持てる者は皆損したのだろう。SBGは、来期も赤字が続くが、その損失額の大部分は投資先の企業価値の評価替えだ。もちろん、キャシュが流出するわけではないが、資産の評価損には違いない。土地成金が、いざ土地を売却しようとしたときに、二束三文でしか売れないことがある。資産の透明化は、痛みを伴うことだが重要だ。愚生宅近くの売地も、いっこうに取引が成立していないようだ。売り主の頭にある価格と相場とが乖離しているようだ。東京郊外の宅地なら、建売の新築でしか売れない。木造なら20年で償却だろう。家賃が15万円/月×12月=180万円とすれば、総額3600万円くらいだろう。頑張っても、25年で4500万円だ。パワービルダーなら、建築費は800万円+利益500万円+経費200万円+税金200万円と重ねていけば「1700万円」にもなる。土地代は、経費込みで1500万円~2000万円位で取得しなければならない。30坪~40坪ならば、50万円/坪以下での取得になる。売り主の頭が時代錯誤していることが売れない理由だ。今後、武漢ウイルスと少子高齢化での購買力低下に、一層の拍車がかかるだろう。各人の事情は知らないが、売るなら早期に処分すべきだろう。愚生も高齢者と呼ばれる範疇に入った。もう余命は長くはないだろう。そう考えると、金儲けにどれだけの意味があるのだろうかと思う。
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