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2020年5月20日 (水)

マスクや消毒アルコールは防災用品

Lif2005170035p1 最近、中華料理店や仕出し弁当店の店先で、マスクが売られている。50枚で4000円くらいだったものが、1500円程度の投げ売りも見られる。武漢ウイルスの感染で急拡大したマスク需要も、ようやく一段落した感がある。ところで、なぜ、国内でマスクが不足したのだろうか。その根源は、中国の原材料メーカーによる価格釣り上げが原因のようだ。マスクの加工を手掛ける国内メーカー関係者は、原材料価格がつり上げられため、マスクの値段も上げざるをえなかったという。一般に使用されている防護効果が高い3層マスクは、繊維を織らずに絡み合わせた不織布を3枚重ねた構造になっている。世界の不織布の生産量の4割近くが中国で生産される。この不織布の値段が、15倍にも値上りした。原材料が高騰する中、日本の国内メーカーはマスクの増産に乗り出した。しかし、絶好の商機だが、二の足を踏む業者もいた。それは、平成14~15年のSARSや平成25年の鳥インフルエンザの流行の記憶だ。当時、メ-カーは競ってマスクの大増産をしたが、感染が収束後にマスクがだぶつき、たたき売りした苦い経験があるからだ。日本衛生材料工業連合会によると、マスクの国内生産量は平成30年度で11億枚。これに対し輸入も含めた国内の総供給量は55億枚にのぼる。愚生の計算でも、国内生産で賄えるはずがないため1年分くらいの必要量をストックした。事実、世界中で感染が拡大したことで、世界規模で争奪戦が起きた。欧米のブローカーが相場の数倍の値段で大量に買い付けたため、日本になかなか入ってこなかった。理由は、中国の業者と売買契約が成立しても、高い値段を提示する買い手がいれば、一方的に契約を破棄されたからだという。しかし、5月に入ってからは、感染の元凶だった武漢でもマスク製造が再開されるようになった。中国では経済活動の再開に乗じて新興メーカーもマスク生産に参入してきた。今は、マスクの卸価格が下がり、昨年の倍程度の1枚あたり20円程度というから、50枚で1000円だ。いずれ、マスク50枚で数百円という投げ売り価格も登場するだろう。愚生宅には、高値で買ったマスクが1年分ほど積んである。予想は外れたが、マスクが安く手に入るようになったのは嬉しい。余ったマスクや消毒アルコールは、今後の防災用品として備蓄しようと思う。備えあれば患いなしだ。

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